2) 大麦

2) 大麦

県名石川県
研究機関名石川県農業総合研究センター
課題種別試験研究課題
研究期間継S62〜
年度2011
概要目的:毎年、一定の栽培条件での生育経過および収量、品質を調査・検討し、栽培指導上の情報を関係機関に提供するとともに、作柄解析を行う。
、成果:1)気象概況 播種時期の10月上旬と下旬の降水量は平年より多く、播種作業が当初の予定より遅延した(標播、晩播とも平年差+9日)。年内の気温は平年並に経過したが、曇雨天の日が多かった。冬期間の積雪日数は長く、才田では12月25日から2月17日までの55日間、河北潟では2月20日までの58日間積雪した。2月中下旬の気温が高く推移したものの、3月と4月の気温が低く推移した。登熟期間(4月下旬から5月上旬と5月下旬から6月上旬)の気温が平年より低く、日照時間も平年より少なかった。
、2)生育概況 標播の出芽苗立ちは、播種後の降雨が無く、土壌が好適条件で経過したため良好であった。晩播は、播種後の降雨によって土壌が湿潤となり平年より少ない苗立数であった。越冬前の生育量は、播種日が遅れたことや曇雨天の日が多いことから平年より小さかった。標播では3月中旬(平年2月下旬)、晩播では4月上旬(平年3月上旬)に最高分けつ期を迎え、最高分けつ期の茎数は標播で650本/m2、晩播で293本/m2であり、標播は目標茎数(650〜800本/m(2上))を確保した。出穂期は、標播で4月28日(平年差:+9日)、晩播で5月3日(平年差:+10日)、平年より遅かった。成熟期は、標播で6月8日(平年差:+6日)、晩播で6月15日(平年差:+10日)であった。生育期間を通じて、病害の発生は見られなかった。成熟期直前の強風によって倒伏が発生し、発生程度は微であった。
、3)収量 標播、晩播ともに、収量は平年より少なかった(平年比:92、90)。標播、晩播ともに穂数減が収量に影響したものと考えられる。長期の積雪で麦体が消耗したことで、穂数減となったものと考えらえる。本年の登熟期間は低温・寡日照であったが、穂数が少ないことから千粒重は平年より大きく、粒厚2.2mm以上の割合も多かった。
、4) 品質 標播、晩播ともに、空洞粒が多かった。粒厚が大きいことに加えて、登熟条件が悪かったことによって発生したものと考えられる。
研究分担作物栽培G
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030179965
収録データベース研究課題データベース

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