(2) 見歩き予測における効果的な調査 、時期および調査項目の選定

(2) 見歩き予測における効果的な調査 、時期および調査項目の選定

県名石川県
研究機関名石川県農業総合研究センター
課題種別試験研究課題
研究期間新H23〜25
年度2011
概要目的:イネ紋枯病は畦畔部の発病株率を見歩き調査することによって、圃場内被害度を推定できると考えられている。しかし、現在の収穫直前の見歩き調査では枯上がりにより調査できないことがあるため、最適な調査時期の検討を行う。また、発病株率以外の推定指標および調査地点数の省略可能性についても検討する。
、成果:7月12日に初発を確認した。試験1では、収穫直前の圃場内被害度と最も相関が高かったのは、8月17日(収穫直前)の畦畔発病株率であったが、他時期との差は小さかった。このことから、見歩き調査は収穫直前に行うのが望ましいが、紋枯病以外の原因等で枯上がりが危惧される場合は、早い時期でもよいと考えられる。試験2では、8月17日の畦畔発病株率の値ごとに、畦畔病斑高率が圃場内被害度の推定に与える影響を見たところ、畦畔発病株率が75%以上の圃場では、病斑高率に比例して圃場内被害度が高くなる傾向があった。一方、畦畔発病株率が75%未満の圃場では、病斑高率に関係なく圃場内被害度が一定となった。このことから、畦畔発病株率が75%以下ならば、病斑高率を考慮しなくとも圃場内被害度を推定できると考えられる。また、南北いずれかの畦畔のうち農道側の発病株率と、南北畦畔発病株率の平均値との相関が高かった。これより、集落全体で被害度を推定する場合、農道沿いの畦畔部見歩き調査のみで、南北両方の畦畔部見歩き調査と同等の推定が可能と考えられる。
研究分担生物資源G
予算区分国補
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030180029
収録データベース研究課題データベース

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