1.水稲・麦類のストレス耐性、良質品種の育成と加工適性に優れた品種の育成

1.水稲・麦類のストレス耐性、良質品種の育成と加工適性に優れた品種の育成

県名長野県
研究機関名長野県農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H20〜24
年度2011
概要(1)水稲の気象ストレス耐性品種の育成
、目的:耐冷、高温登熟、良質、良食味、強稈、耐病性の粳、新規用途米の品種を育成する。特に「あきたこまち」熟期を早期に育成する。
、 高温登熟性検定と生産力検定試験を実施し、原村試験地では耐冷性検定と生産力検定試験を実施する。
、 育成中の早生品種系統の高温登熟耐性検定を本場で実施する。
、 他育成場所の高温登熟性の高い品種系統を導入し、交配母本とする。
、成果:良質・多収・高温登熟性を目標に、78組合せの交配を行った。早生で良食味、高温登熟性に優れる「信交546号」を新配布系統とした。
、 有望系統「風さやか」の遅刈りと胴割粒の推移を調査し、胴割粒の増加程度が緩やかで、作期分散に適した品種であると判断した。
、 原村試験地にて77系統・品種の耐冷性検定を行い、12系統を耐冷性極強、5系統・品種を強と判定した。
、 ハウス条件下での検定を行い、3系統を高温登熟性やや強と判定した。
、 4系統を導入し、高温登熟性検定を行った結果、1系統を強と判定した。
、(2)酒造好適米品種の育成
、目的:自主流通米生産領域拡大のため高品質の耐冷性酒造好適米品種を育成する。
、成果:「美山錦」対象として、いもち病に強い「信交酒545号」の生産力検定、特性検定試験を行った。精白試験の結果、高度精白性に優れると判断した。
、(3)米粉に適した水稲品種の特性把握
、目的:育成品種有望系統のごはんパン加工適性の把握と選抜を行う。
、成果:低蛋白質含有量の県内産小麦粉を用いたごはんパン加工適性の比較を行った。低蛋白質小麦でもごはんパン適性に優れること、また、混和率は20〜30%程度が良いことを明らかにした。
、(4)早生で越冬性の優れた高品質の大麦品種の育成
、目的:耐寒性・耐雪性・秋播性を持った麦ご飯用等高品質早生大麦品種を育成する
、成果:37組合せの交配を実施し、系統選抜、特性検定試験、生産力検定試験等を行った。後代系統として84系統を選抜し、加熱後色相に優れ、耐寒性、耐雪性を持つ「東山皮103号」を新配布系統とした。
、(5)様々な用途に応じた早生、で越冬性の優れた高品質小麦品種の育成
、目的:耐寒性・耐雪性・秋播性を持った日本麺、パン用高品質早生小麦品種を育成する。
、成果:50組合せの交配を実施し、系統選抜、特性検定試験、生産力検定試験等を行った。後代系統として105系統を選抜し、播性Vで、耐寒性に優れる超強力小麦の「東山51号」、「東山52号」を新配布系統とした。
研究分担育種部
、原村試験地
予算区分都道府県単
業績(1)湿田での栽培に適した長大作物(マコモ、ミズカンナ)の乾物生産特性と飼料成分
(2)「日本一うまい米を目指す」 水稲ブランド品種育成戦略
(3)短稈・多収・良食味の水稲新品種「信交526号」の育成
(4)長野県育成硬質小麦と原粒、小麦粉の品質特性、製粉性とPin遺伝子座について
(5)製粉方法の異なる米粉におけるファリノグラフを用いた吸水挙動の比較
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030180439
収録データベース研究課題データベース

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