「ひょうご味どり」のゲノム解析によるもも肉割合の改良

「ひょうご味どり」のゲノム解析によるもも肉割合の改良

県名兵庫県
研究機関名兵庫県立農林水産技術総合センター
課題種別試験研究課題
研究期間完H19〜23
年度2011
概要目的:「ひょうご味どり」の改良をさらに進めるため、ゲノム解析を用いてもも肉割合の増加を図る。「兵庫」を品種として確立し、兵庫県固有の遺伝資源としてその普及や保存方法についても検討する。 
、成果:計311羽(雄156羽、雌155羽)のF2の産肉性を調査した。もも肉割合の平均値及び標準偏差値(雌補正値)は、23.4±1.1%で、範囲は20.8%〜26.7%であった。
、・約100個のマーカーについて、親世代のDNA型判定を行い、QTL解析に利用可能なマーカーにおいてはF1 及びF2のDNA型判定を行った。
、・1番染色体の2つのマーカー(122-145cM)のアリルはもも肉割合の増減に有意に関連していた。
、・品種固定用の第3世代を造成した。外観的にはほぼ統一された。・QTL解析の結果、2個のマーカーのアリルにおいて、もも肉割合やむね肉割合と有意な相関が見られた。
、・1番染色体の122cMにあるマーカーADL0019においては、Aアリルではもも肉割合及び正肉歩留まりが多く(p=0.014, 0.029)、Bアリルではむね肉割合が少なく(p=0.0107)、Cアリルではもも肉割合が少なく(p=0.0002)、むね肉割合が多かった(p=0.008)。同じく145cMにあるLEI0068においては、Aアリルではもも肉割合が多く(p=0.0436)、Bアリルではもも肉割合が少なかった(p=0.0436)(Tatsuda & Noda, 2010)。
、・「兵庫」の品種固定化のための第4世代を約300羽生産し、品種固定が完了した。
、・66羽の「ひょうご味どり」による交配実証試験の結果、もも肉割合の平均値は24.6±0.9%であり、従来のもも肉割合(20%)よりも増加した。

研究分担畜産技術センター家畜部
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030181632
収録データベース研究課題データベース

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