但馬産アカウニの安定生産と利用加工の実用化 、に関わる研究 、

但馬産アカウニの安定生産と利用加工の実用化 、に関わる研究 、

県名兵庫県
研究機関名兵庫県立農林水産技術総合センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H22-24
年度2011
概要目的:平成19〜21年度に実施した但馬沿岸域におけるウニ類の調査から、アカウニの漁業資源利用の可能性が示唆されてきた。そこで、アカウニ資源の安定的かつ継続的な漁業生産方法、地域特産品を目指した利用加工技術のマニュアル化を図ることを目的に研究を実施する。
、成果:
、1)3試験区にそれぞれ500個体のアカウニ種苗を放流した後、潜水観察を行った。稚ウニは小三尾漁港の斜路では根固ブロックの間隙や海底面との間に、小島では岩礁に形成されたウニ穴や溝に多く見られた。2カ月後の目視での確認数は、漁港斜路と小島エリアのいずれも100個体前後が確認された。また、比較的開放的な大浦湾の岩礁エリアでは、放流翌日から徐々に海底の転石帯に移動する個体数が多く観察された。大浦湾では放流後2カ月で、100個体前後の稚ウニが確認できた。さらに、前年度放流群は小三尾漁港、大浦湾のいずれのエリアでも、殻径30〜40mmのウニが50〜100個体前後の確認ができた。
、2)短期畜養試験の結果、畜養後の生残率は全試験区で100%と良好であり、生殖腺の歩留まりは、全ての餌料系列区で天然群と比較しても良好であった。また、一般成分を分析したところ、天然海藻を与えた試験区が天然群と最も近い成分割合となった。さらに畜養密度を250〜760個/klの4試験区に設定したが、いずれの試験区でも大きな差は見られなかった。
、3)アカウニの一般成分の変化から、6〜9月が利用加工に適していいるが、水分を多く含む完熟個体の発生頻度が高い11〜12月は利用加工に適さないと考えられた。また、6月中旬に3%の塩水漬けを作成した場合、製品の歩留まりは5%で塩漬け後には変化しないことがわかった。
研究分担水産技術センター但馬水産技術センター・
、北部農業技術センター農業・加工流通部
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030181689
収録データベース研究課題データベース

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