「ほしのゆめ」及び「北海287号」を遺伝背景とする準同質遺伝子系統の作成と耐冷性評価

「ほしのゆめ」及び「北海287号」を遺伝背景とする準同質遺伝子系統の作成と耐冷性評価

県名北海道
研究機関名地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間新H23〜24
年度2012
概要目的:画期的耐冷性品種を迅速に育成するためには、DNA マーカーを用いて耐冷性遺伝子を導入・集積することが有効であると考えられる。本研究では耐冷性遺伝子Ctb1,2 およびqCTB8 等を北海道品種に導入・集積した育種素材を用いて、耐冷性遺伝子の集積効果を検証する。
、成果:1)「北海309号」と「ほしのゆめ」集積系統との交雑後代から、選抜した早生の4系統について、耐冷性検定および生産力検定を行った。耐冷性検定では、早生クラスとして高い稔実率が認められ極強と判定したが食味総合評価の低下が認められた。QTLの遺伝子型で選抜した18系統には、高い稔実率を示す系統も認められた。しかしながら、全体に出穂日と稔実率に正の相関関係がみられたことから、QTLの集積効果は明瞭ではなかった。また、「ほしのゆめ」背景の系統について、QTL遺伝子型と冷水田での稔実率を比較した。遺伝子集積系統で稔実率の向上は認められたが、Ctb1,2に連鎖すると考えられる出穂日遺伝子による晩生化の作用が大きく、QTL間の集積効果は明瞭ではなかった。
、2)「北海IL4号」(「ほしのゆめ」に3遺伝子全て導入)について、耐冷性と農業形質の評価を行った。耐冷性は「ほしのゆめ」の稔実率を上回る“極強”だった。出穂期は「ほしにゆめ」よりやや遅い傾向にあり、稈長、穂長は長く、収量は同程度であった。また、アミロースはやや低かったがタンパク質含有率は同程度であった。


研究分担水稲G
予算区分受託(国費・独法)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030184236
収録データベース研究課題データベース

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