水稲減化学肥料栽培における有機質肥料の肥効改善

水稲減化学肥料栽培における有機質肥料の肥効改善

県名北海道
研究機関名地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H23〜25
年度2012
概要目的 水稲減化学肥料栽培(有機質肥料による化学肥料窒素代替率50%)において、収量・品質の高位安定化を図るため、有機質肥料を効率的に利用できる肥培管理方法を明らかにする。
、結果 a. 窒素全量を有機質肥料により施用したときの肥効率は、大豆油粕(84〜112%)>有機入り化成(75〜89%)>発酵鶏ふん(70〜76%)であった。収量は大豆油粕(化成区対比95%)>有機入り化成(92%)>発酵鶏ふん(88%)であった。 大豆油粕と有機入り化成施用区では、タンパク質含有率が上昇し外観品質の低下する事例があった。
、b. 穂揃い性は有機質肥料の窒素全量施用により低下し、化成(出穂日標準偏差4.0日)>発酵鶏ふん(4.7日)>大豆油粕(5.0日)であった。大豆油粕区における穂揃い性低下の要因は2次分げつの増加によるものであった。大豆油粕施用時の産米品質改善のためには、穂揃い性を良化し登熟歩合を高めることが必要である。
、c.早期施肥により大豆油粕区の分げつ期窒素吸収量は慣行の直前施肥に対し117%に増加したが、変動が大きく有意な差は認められなかった。また、無機態窒素量の推移に及ぼす影響は判然としなかった。
、g.大豆油粕による5割代替栽培において、早期施肥区の肥効率は化成区を超える106%であった。しかし、直前施肥では生育過剰により登熟不良を生じる事例が認められ、生育過剰への対策が必要と考えられた。また、中干しが生育に及ぼす影響は圃場間差により判然としなかった。
研究分担生産環境グループ
予算区分道単
業績(1)水稲の土壌・施肥管理
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030184243
収録データベース研究課題データベース

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