コレシストキニンA受容体遺伝子の多型が鶏の成長に及ぼす分子機構の解明

コレシストキニンA受容体遺伝子の多型が鶏の成長に及ぼす分子機構の解明

県名秋田県
研究機関名秋田県農林水産技術センター畜産試験場
課題種別試験研究課題
年度2012
概要目的:発育の異なる比内鶏集団を交配して作出したF2交雑家系についてQTL解析を行った結果、コレシストキニンA受容体遺伝子(CCKAR)の遺伝子型と成長形質との関連性が明らかになった。しかしながら、CCKARの特定の遺伝子型が、なぜ、成長のよい結果を示すのか、今のところ、その分子機構がは不明である。そこで、異なるCCKARの遺伝子型を持つニワトリを材料として、CCKARの主要発現部位におけるCCKARのmRNA発現量を比較し、さらにニワトリの成長過程における飼料摂取量・飼料要求率を比較・解析することによって、CCKARが成長形質に及ぼす分子機構を解明する。
、計画:CCKARのSNP(一塩基多型、AまたはC)が飼料摂取量および成長に及ぼす影響の解明
、成果:1)4週齢の体重は遺伝子型間で有意な差は認められなかったが、6週齢以降、AA型グループは他の遺伝子型グループより体重が有意に優れていた(P<0.05)。平均日増体重も体重と同様に各週齢間および4-10、10-14、4-14週齢においてAA型グループが他の遺伝子型グループより有意に優れていた(P<0.05)。飼料摂取量については、有意な差は認められなかった。しかし、飼料要求率では、4-10週齢においてAA型グループの雌はAC型やCC型グループよりも有意に優れていた(P<0.05)。4-14週齢では、AA型やAC型グループはCC型グループより飼料要求率が優れる傾向を示した。2)十二脂腸および脳では、AA型グループが他の遺伝子型グループよりmRNAの発現量が高い傾向を示し、膵臓および肝臓では、AA型グループが他の遺伝子型グループより低い傾向を示したが、いずれの臓器においても遺伝子型間に有意な差までは認められず明確な差は検出できなかった。
業績(1)コレシストキニンA受容体遺伝子の一塩基多型が比内鶏の体重に及ぼす影響
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030185702
収録データベース研究課題データベース

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