6 作物栽培基礎調査 、 2) 大麦

6 作物栽培基礎調査 、 2) 大麦

県名石川県
研究機関名石川県農林総合研究センター農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継S62〜
年度2012
概要目的:毎年、一定の栽培条件での生育経過および収量、品質を調査・検討し、栽培指導上の情報を関係機関に提供するとともに、作柄解析を行う。
、成果:1) 気象経過と生育概況 標播の出芽苗立ちは、播種後の降雨により平年より少なかった。晩播では播種時の土壌が湿潤であったが、播種後の好天により出芽苗立ちは良好だった。11月の平均気温は高く推移し、標播では分げつの発生は順調で越冬前生育量(茎数500〜600本/m2)を確保した。晩播では出芽後の降雨により土壌湿潤が続いたことと気温の低下により分げつの発生が緩慢となったため、越冬前茎数は少なくなった。1〜2月は雪や雨の日が多く、積雪日数は36日と多かったが、標播の最高分げつ期の茎数は837本/m2と目標茎数(650〜800本/m2)に至った。しかし、晩播では350本/m2と目標茎数に至らなかった。3月は気温の低い日が多く、出穂期は標播で4月26日(平年差:+6日)、晩播で4月28日(近年差:+1日)となり平年より遅くなった。登熟期間の5月は上旬に気温が高く、中旬以降日射量が多く経過し、登熟は良好だった。成熟期は、標播で6月6日(平年差:+3日)、晩播で6月8日(近年差:-2日)となった。生育期間を通じて病害の発生は見られず、成熟期に倒伏はなかった。
、2) 収量及び収量構成要素 標播の穂数は平年よりやや少ない(平年比:95%)が、一穂粒数が平年より多い(平年比:117%)ため、収量は平年より高かった(平年比:109%)。晩播は、穂数が近年よりやや多く(近年比:102%)、一穂粒数は近年並(近年比100%)だが、千粒重が低かった(近年比:92%)ため、収量は近年より低かった(近年比:94%)。
、3) 品質 標播は、粒厚2.4mm以上の割合が平年より高く、容積重は平年並み。子実粗タンパク質は平年より高いが、硝子率は平年より低い。晩播は、粒厚2.4mm以上の割合及び容積重は近年よりやや低い。子実粗タンパク質は近年並みで、硝子率は近年より低い。
研究分担作物栽培G
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030187480
収録データベース研究課題データベース

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