12 水稲における肥効調節型肥料試験 

12 水稲における肥効調節型肥料試験 

県名石川県
研究機関名石川県農林総合研究センター農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間完H24
年度2012
概要目的:LPコート(ジェイカムアグリ社製造)、Mコート(同)に代わる緩効性肥料としてセラコート(セントラル硝子株式会社製造)の本県水稲作における適応性を検討する。
、【方法】 試験は農林総合研究センター内圃場で、品種コシヒカリ、ゆめみづほを用いて実施した(栽培面積は各10a)。5月1日に18.2株/m2の栽植密度で機械移植を行った。試験区は、対照となるLP・Mコートを用いた一発肥料(ゆめみづほ:MS90・N:P2O5:K2O=24:13:9コシヒカリ:LPSS100・N:P2O5:K2O=20:17:10)とセラコートを用いた一発肥料(ゆめみづほ:R90、コシヒカリ:R110、R90の1:1配合、各成分内容は対照と同一)を用いた試験区を設置した(各21.9m2、2反復)。試験区の肥料施用は4月26日に行い、抜き取り調査用埋め込み肥料は移植日同日に処理した。
、成果:本試験においてセラコートの被覆尿素は早生用、コシヒカリ用とも溶出量の増加する時期が対照のLPコート及びMコートより早く、異なる溶出パターンとなることが示された。早生用の緩効性被覆尿素は、セラコート、対照のMコートとも、1回目の穂肥施用適期に溶出量が増加しない傾向が認められた。2回目の穂肥適期では、セラコートで窒素溶出量の増加が認められたが、対照のMコートでは窒素溶出量の増加が認められなかったことから、溶出パターンの適性で比較した場合、被覆尿素資材としてセラコートが適する可能性が示唆された。コシヒカリ用の緩効性被覆尿素で、セラコートは1回目の穂肥施用時期から窒素溶出量が増加する傾向を示し、LPコートは2回目穂肥施用適期以降に窒素溶出量が増加する傾向が示された。セラコートでは生育の進展が遅れた場合、穂肥としての溶出のタイミングが早まり、倒伏等のリスクが高まる可能性があることから、溶出パターンの適性で比較した場合、被覆尿素資材としてLPコートが適すると考えられた。
研究分担作物栽培G
予算区分受託
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030187489
収録データベース研究課題データベース

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