担い手支援のための野菜生産省力安定化技術の確立

担い手支援のための野菜生産省力安定化技術の確立

県名香川県
研究機関名香川県農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H22〜H26
年度2012
概要目的:担い手農家の規模拡大や経営安定のためには、作柄の不安定要素や時期的な労力集中を軽減するための技術開発が必要である。そのため本県の主要品目について、それぞれの品目の固有の課題を解決し、生産性向上のための技術を確立する。
、成果:1)昨年交配したイチゴ種子を用い、四季成り性栄養繁殖有望系統の選抜を行った。次年度交配するための母本として活用する系統を選抜した。また、種子繁殖型固定系統を作出するための自殖を進めた。
、2)アスパラガスの有望株の保存と株養成を行った。九州大学より新たに育種素材として「ハマタマボウキ」の雄株を提供を受けた。
、3)ミニトマトの夏秋どり短期密植栽培を開発するために収穫段数と収量性、労働生産性との関係を調査した結果、慣行栽培に比べて労働生産性が高くなった。収穫段数は5段とするのが適当と思われた。
、4)秋どりレタス品種について、11月どり作型での生産性調査を行ったところ、11月前半収穫では「ラプトル」、「オアシス」、11月後半収穫では、「早生サリナス」「スターレイ」が優れた。レタスビッグベイン病耐病性品種について、品質と球肥大の傾向を比較した。その結果、12月どりでは「シスコビバ」、「郷」、1月どりでは「シスコビバ」、2月どりでは「TLE-495」、3月どりでは「プラノ」「YLL307」、「SM9-040」が優れた。加工・業務用品種について、球肥大と品質を比較した。その結果、12月どりでは「郷」、1月どりでは「ツララ」、2月どりでは「UC-042」、「フルバック」が優れた。レタスビッグベイン病の発生抑制技術の確立。現地ほ場において、施肥量がビッグベイン病抵抗性品種「ウインターパワー」の生育と発病率に及ぼす影響について検討したところ、減肥を行うことで、外葉の生育が抑えられ、球の肥大も悪くなる傾向であったが、品質面では差はなかった。また、発病率は減肥によりやや高くなった。場内ほ場において、施肥量とトンネル栽培における換気量がビッグベイン病抵抗性品種「ウインターパワー」の生育に及ぼす影響について検討したところ、結球期以降の裾換気または50%減肥を行うことで、球の肥大も悪くなる傾向であったが、品質は良くなった。
、5)ブロッコリー年内どり作型は14品種を供試し、7/25、8/7、8/15に播種し、年明けどりについては、8/15に15品種、8/21に22品種、8/28に18品種を播種した。いずれも約1ヶ月後に定植した。年内どりでは「MSB-1042」「KB-077」「KB-033」「翠麟」が有望と思われた。年明けどりでは、前年同様に「SK7-096」、「SK7-097」の2品種が有望と思われた
、6)青ネギを5/22播種、7/10定植で、8品種を供試した結果、「MSI-1001」が葉先枯の発生が少し見られたものの、可販品収量は最も多く、有望と思われた。
、7)3月7日定植のキュウリ半促成の作型において、慣行栽培および畝支柱連用栽培(整地作業の省力化)で、6品種を供試し品種比較試験を実施している。特産・伝統野菜の品種育成と系統の保存。本県で育成した「食べて菜」、「さぬきな」、「瀬戸の春」に加え、「さぬき長莢」、「金時ニンジン」などの特産・伝統野菜の系統保存を行った。
研究分担野菜・花き部門
予算区分都道府県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030189991
収録データベース研究課題データベース

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