H 高速育種等による林木の新品種の開発

H 高速育種等による林木の新品種の開発

課題番号2012020491
研究機関名森林総合研究所
研究期間2011-2015
年度2012
研究問題(4) 林木の新品種の開発と森林の生物機能の高度利用に向けた研究
大課題(4) 林木の新品種の開発と森林の生物機能の高度利用に向けた研究
中課題H 高速育種等による林木の新品種の開発
大項目第1 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目1 研究開発の推進
摘要<研究内容>
概ね45品種を目標としてマツノザイセンチュウ抵抗性品種等の新品種を開発するとともに、エリートツリーの開発を推進するため、候補木の選抜、人工交配等を進める。
林木育種の高速化を図るため、早期選抜に用いるDNAマーカー開発に必要なスギのDNA情報及び表現型データの取得を進めるとともに、検定林におけるトレーサビリティを可能にするシステムの構築を進め、スギの材の剛性の遺伝性を明らかにする。また、林木育種の高速化に関する先進国等の育種技術情報を体系化し活用する。
温暖化適応策に資するスギ品種の開発に向け、全国規模の試験地を造成するため、苗木を育成し、植栽に着手する。また、テリハボク及びメリアの品種開発に向け、台湾、太平洋共同体事務局(SPC)、ケニアとの共同研究に基づく試料の収集・分析、環境適応性についての検定を進める。
<成果の概要と活用>
 新品種の開発目標数概ね45品種に対し49品種を開発し、特にマツノザイセンチュウ抵抗性品種では第2世代の抵抗性品種を開発し、早期選抜に用いるDNAマーカー開発に必要なDNA情報については、主に成長や材質に関して約33万のスギのESTを収集できたことで、海外でゲノム育種研究が進んでいるマツ等とほぼ同水準まで推進した。さらに検定林におけるトレーサビリティーシステムにおいて、二次元バーコードを用いた試料管理ラベル発行システムが、日本自動認識システム協会のフジサンケイビジネスアイ賞を受賞(株式会社サトーとの共同受賞)した。また、材の剛性の指標であるヤング率は、スギでは遺伝的支配が大きく、後代に相加的に遺伝することを解明するとともに、太平洋の島嶼に生育する有用樹木についての研究が多くない中で、テリハボクの遺伝的多様性が明らかになりつつあるなど試料の収集・分析、環境適応性についての検定が進展した。
研究分担近藤禎二
予算区分委託プロ[気候変動対策プロ] 林野庁交付金
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030203279
収録データベース研究課題データベース

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