(ア)クロマグロ及びウナギの種苗量産技術の開発

(ア)クロマグロ及びウナギの種苗量産技術の開発

課題番号2012020507
研究機関名水産総合研究センター
研究期間2011-2015
年度2012
研究問題(2)研究開発等の重点的推進
大課題ウ. 持続的な養殖業の発展に向けた生産性向上技術と環境対策技術の開発
中課題(ア)クロマグロ及びウナギの種苗量産技術の開発
大項目第2 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目1 研究開発等
摘要陸上水槽で飼育するクロマグロ(1歳魚)の魚体をステレオカメラを用いて測定する方法を検討し、上方向からの撮影が有効であることを示した。飼餌料の水中溶出アンモニア態窒素量、1歳魚の窒素排泄速度を調査し、1歳魚から排出される溶存態窒素のうち88%がアンモニア態であることが分かった。
クロマグロ仔稚魚の消化能力に関する実験系を開発した。クロマグロ全ゲノム情報を活用して、発現遺伝子群のカタログ化を行うとともに、遺伝子情報を網羅したDNAマイクロアレイを作製した。遺伝子連鎖地図作製等の目的で約200のDNAマーカーを開発した。ハンドリング等の基盤技術に関し、二種の麻酔薬を組み合わせた安全で効果的な麻酔法と内視鏡を用いた早期性判別技術の開発を行った。
ウナギの組換え生殖腺刺激ホルモンが未熟ウナギの成熟誘起に有効であることを示した。様々な履歴を持つ雌親魚を催熟し、排卵時の生殖口におけるプラグの形成、誘発産卵あるいは人工受精による採卵成績のデータの蓄積を進めた。
シラスウナギ生産のための餌料開発として、人工マリンスノーの作製及び給餌効果について検討した。仔魚期の飢餓が変態に及ぼす影響、高水温が成長・生残に及ぼす影響、仔魚の消化酵素活性の変動を調べるとともに、酵素魚粉飼料により仔魚を成長させ、鶏卵黄飼料のみでシラスウナギまで育成することに成功した。幼生期間の長さに関する形質についての量的形質遺伝子座解析および遺伝連鎖地図作製の材料となる供試家系を構築した。レプトケファルス期に発現している遺伝子群のカタログ化を実施した。
研究分担山本剛史
野村和晴
田中秀樹
塩澤聡
奥澤公一
岡雅一
清水昭男
風藤行紀
高志利宣
古板博文
玄浩一郎
二階堂英城
菅谷琢磨
田中庸介
澤口小有美
樋口健太郎
佐野元彦
江場岳史
尾島信彦
小林真人
協力分担関係近畿大学水産研究所
予算区分委託プロ[養殖] 水産庁交付金 水産庁・その他 その他他省庁経費
業績(1)次世代シーケンサーにより解読されたクロマグロドラフトゲノム配列情報を利用したトランスクリプトーム解析
(2)Gonadal development and serum steroid levels during pubertal development in captive-reared Pacific bluefin tuna
(3)持続的養殖プロ研マグロ−1: 異なる藻類で培養したワムシの給与がクロマグロ仔魚の成長および生残に及ぼす影響
(4)酵素処理魚粉を用いた懸濁態飼料のウナキ仔魚に対する餌料価値
(5)次世代シーケンサーを用いたクロマグロの成熟及び生体防御関連遺伝子の探索
(6)Optimum temperature of rearing water during artificial induction of ovulation in Japanese eel
(7)Using osmotic pumps to deliver hormones to induce sexual maturationof female Japanese eels, Anguilla japonica
(8)クロマグロ幼魚に寄生していた吸虫ディディモゾイド科 Didymocystis wedli の奄美大島海域における消長および伝搬性
(9)水温・給餌回数・飼育密度の調整によるウナギ Anguilla japonica 仔魚期間の短縮
(10)餌料用ふ化仔魚の給餌時期の違いがクロマグロ仔魚の成長に与える影響
(11)Discovery of mature freshwater eels in the spawning area and remarks on the oceanic migration.
(12)鶏卵黄主体飼料を給餌したウナキ?仔魚の成長,生残およひ?変態
(13)適正な人工飼料と給餌方法の開発
(14)Global Gene Expression Profiling in the Hypothalamus and the Pituitary of the Pacific Bluefin Tuna using Next-generation Sequencing
(15)天然資源に依存しない持続的な養殖生産技術の開発、平成24年度研究報告書、 クロマグロ、 閉鎖循環システムを用いた飼育水の維持管理技術の開発
(16)Modification of a Kenai eddy along the Alaskan Stream
(17)クロマグロ Thunnus orientalisにおけるMedetomidineの鎮静効果とAtipamezoleの拮抗効果
(18)農林水産技術会議委託プロジェクト研究 「クロマグロ高品質稚魚の供給技術の開発」に ついて
(19)ウナギ仔魚に対するサメ卵および鶏卵黄の脱脂による栄養価改善
(20)鳥取県境漁港で水揚げされた太平洋クロマグロ雌の年齢別群成熟率
(21)組換えニホンウナギ生殖腺刺激ホルモンの産生および卵形成における機能解析
(22)ウナギにおけるマーカー選抜育種の基盤となる遺伝的基礎情報の整備
(23)天然資源に依存しない持続的な養殖生産技術の開発、平成24年度研究報告書、 クロマグロ、 クロマグロ高品質稚魚の供給技術の開発
(24)天然資源に依存しない持続的な養殖生産技術の開発、平成24年度研究報告書、クロマグロ、陸上水槽における親魚養成基盤技術および環境制御による成熟・産卵誘導技術の開発
(25)Oceanographic conditions in spawning ground and larvae transportation area of the Japanese eel
(26)ddRADseq法による効率的なSNPジェノタイピング―ニホンウナギのSNPジェノタイピング―
(27)クロマグロThunnus orientalisにおける動物用麻酔薬KetamineおよびZoletile100の麻酔 効果
(28)鎮静剤等を用いた安全なハンドリング技術の開発
(29)Discovery of a spawning area of the common Japanese conger Conger myriaster along the Kyushu-Palau Ridge in the western North Pacific
(30)Immunoreactivity of gonadotrophs (FSH and LH Cells) and gonadotropin subunit gene expression in the male chub mackerel Scomber japonicus pituitary during the reproductive cycle.
(31)Steroidogenic and maturation-inducing potency of native gonadotropic hormones in female chub mackerel, Scomber japonicas.
(32)持続的養殖プロ研マグロ−2:ワムシおよびアルテミア幼生へのアミノ酸強化の可能性
(33)Immune-Related Gene Expression Profiling of Pacific Bluefin Tuna During Early Development
(34)組換えウナギ生殖腺刺激ホルモンを恒常発現する哺乳類細胞株の樹立および得られたホルモンの生物活性の検討
(35)シラスウナキ?腹腔内脂質の性状から見る来遊戦略
(36)ウナキ?初期成長時における甲状腺ホルモン受容体の発現変動
(37)カンパチ,ハマチ
(38)トラフグ人工種苗にみられる倍数性変異現象について
(39)新たな飼育システムによる種苗量産技術の開発
(40)大規模の受精が可能なウナギ精子の大量凍結保存技術の開発
(41)天然及び飼育成熟魚における候補マーカーの探索
(42)性判別ならびに成熟度判定技術の検討
(43)生体内寿命の長い組換えウナギ生殖腺刺激ホルモンの産生とその人為催熟への応用
(44)?Responses in growth rate of larval northern anchovy (Engraulis mordax) to anomalous upwelling in the northern California Current
(45)High incidence of death due to collision of hatchery-reared Pacific bluefin tuna Thunnus orientalis juveniles in sea cages, as revealed by head and spinal injuries
(46)飼育水中の銅イオン濃度の調節によるハマフエフキの産卵制御
(47)海上施設での中間育成におけるクロマグロ人工種苗の衝突死の発生頻度
(48)ウナギ成熟誘導ホルモン等を利用した人為催熟技術の高度化
(49)Androgens regulate the functioning of the reproductive axis in previtellogenic eel, Anguilla australis.
(50)Molecular characterization and gene expression of Japanese eel (Anguilla japonica) gonadotropin receptors.
(51)哺乳類型糖鎖を持つウナギ成熟ホルモンの作製と人為催熟への応用
(52) 天然資源に依存しない持続的な養殖生産技術の開発、平成24年度研究報告書、クロマグロ、成魚の栄養特性の解明と親魚用飼料の開発
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030203295
収録データベース研究課題データベース

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