(イ)省エネルギー・省コスト技術の活用による効率的な漁業生産システムの開発

(イ)省エネルギー・省コスト技術の活用による効率的な漁業生産システムの開発

課題番号2012020512
研究機関名水産総合研究センター
研究期間2011-2015
年度2012
研究問題(2)研究開発等の重点的推進
大課題エ.水産物の安全・消費者の信頼確保と水産業の発展のための研究開発
中課題(イ)省エネルギー・省コスト技術の活用による効率的な漁業生産システムの開発
大項目第2 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目1 研究開発等
摘要まき網漁船等の安全性の向上を図るため、80トン型まき網漁船を対象に船体改造技術を検討し、舷側及び甲板に浮力材を装着することにより、船体の大傾斜時の復原性能を改善し、転覆事故を招き易い向波中で船の転覆を防止することを可能とする技術を開発した。
漁船漁業の省エネ、省コスト、省人、省力及び軽労化を図るため、安全性、経済性及び環境影響を評価指標とする漁船漁業モデルを構築した。同モデルを日本海西区の沖合底びき網漁業、まき網漁業に適用し、異なる漁業種に転換可能な汎用漁船の船体設計手法を開発した。

燃費見える化装置を小型底びき網漁船、二そうまき網漁船、サンマ棒受網漁船等に搭載し、燃料消費実態に基づき省エネ効果を検証した。
底びき網漁業や定置網漁業における船上作業及び陸上作業が漁業者に与える身体負荷の実態を調査し、底びき漁業では漁獲直後の獲物の選別作業にかける時間が長く、身体負荷が高くなる実態を把握した。
スルメイカの光感知視軸(最も光を感知し易い方向)やイカ角の視認性を明らかにした。また、漁船の船上灯・水中灯の点灯・消灯による誘引効果と威嚇効果を活用してイカ群を誘導する灯光操作法の試験を実施した。水中灯に対するイカ群の行動様式が複雑であり、平成24年度は必ずしも漁獲量の増加にはつながらなかった。
体長の異なる浮魚(カツオ、キハダマグロ、メバチマグロ)の混合飼育環境下で、広帯域ソナー(イルカ型ソナー)を用いた魚種判別実験を行い、魚種判別に必要となる広帯域音響データ収集手法を構築した。海洋生物の鳴声による種判別手法開発については、種固有の音を知るための観測態勢を整備した。移動型音響観測では、船舶装備型、漂流型、可搬型それぞれのプラットフォームを活用した。
大中型まき網漁船の船団構成の見直し調査を行った。20トン未満船4隻構成であったカツオ釣用活餌生産システムについて、3隻構成の一そうまき網操業システムへの転換に向けた問題点を整理し、その解決策を示すことで実現性を高めた。また、大中型まき網船団の燃料消費実態を調査し、船団の中で最も燃料消費量の多い運搬船の省エネ(水揚げ航海時の減速航行)が、船団単位の燃料削減に有効であることを明らかにした。
研究分担越智洋介
高橋晃介
赤松友成
郄尾芳三
松田秋彦
郄山剛
澤田浩一
長谷川勝男
郄橋秀行
菊池夢美
大島達樹
溝口弘泰
長谷川英一
升也利一
三好潤
寺田大介
渡部俊広
宮野鼻洋一
明田定満
藤田薫
協力分担関係石川県水産総合センター
株式会社東和電機製作所
東京海洋大学
大阪大学大学院工学研究科
流体テクノ有限会社
神戸大学
広島商船高等専門学校
予算区分新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業 委託プロ[光応答プロ] 委託・その他プロ 水産庁交付金 その他他省庁経費 その他
業績(1)仮想空間シミュレーション手法を用いた漁船の甲板上配置の改善効果の定量予測
(2)愛知県南知多郡における小型機船底曳網漁業の漁労作業分析
(3)漁船の省エネ改造に対する制約条件付き極小造波抵抗理論の応用について−Cpカーブの最適化に対する点拘束条件の検討−
(4)イカ釣り漁業における釣獲シミュレーション
(5)Discrimination of Diaphus theta and Euphausia pacifica using underwater irradiance
(6)追波中波乗り予測のための数学モデルのパラメータ同定
(7)追波中波乗り予測のための数学モデルのパラメータ推定法
(8)逐次データ同化を用いた船に働く不規則外力の時系列推定
(9)Energy Saving Technology by Proper Remodeling of Hull
(10)Counting Animals Using Vocalizations;a Case Study in Dolphins
(11)Applicable methods and techniques by 3D methods for energy saving
(12)沖合いか釣におけるLED利用技術の検討
(13)海のブロードバンド革命
(14)ソナーを利用した海洋生物の資源調査方法研究部会報告書
(15)Result of the measurement of an actual ship, Vietnam trawler by 3D camera and future working for energy saving
(16)?Parameter estimation of a mathematical model used for ship motions in following seas based on the data assimilation
(17)Classification of three tuna species in enclosures by using targetstrength spectra measured by a broadband split-beam system.
(18)漁業における作業評価と改善
(19)平成23年度海洋水産資源開発事業(沖合いか釣)報告(速報)
(20)制約条件付き極小造波抵抗理論の漁船の省エネ改造に対する適用
(21)Excelを用いた沿岸漁船の航行トリムの適正化
(22)日本大震災において被災した沿岸漁船の復興支援
(23)広帯域スプリットビームソナーによる魚群の尾数計測と行動軌跡
(24)Normal 0 0 2 false false false EN-US JA X-NONE MicrosoftInternetExplorer4 Study of cetaceans in Istanbul strait using passive acoustic monitoring method
(25)実船データを用いた横揺れパラメータのリアルタイム推定
(26)イルカのソナーと海洋生物の多様性観測
(27)後縁切断面を有する舵周りの一様流中流れ解析
(28)Specific energy saving technology by fishing vessels
(29)洋上風力発電建設海域におけるスナメリの出現様式
(30)平成23年度海洋水産資源開発事業(大中型まき網)報告(速報)
(31)スルメイカの視覚特性とイカ角(jig)視認能力
(32)トドによる漁業被害に関する研究報告書ートドの視覚特性についてー
(33)平成22年度水産工学関係研究開発推進特別部会水産業システム研究分科会報告書―漁船漁業の生産性改善に向けた工学的アプローチ―
(34)懸垂法を用いたツノナシオキアミEuphausia pacificaの側面方向ターゲットストレングス測定
(35)Distribution patterns of Yangtze finless porpoises in the Yangtze River:implications for reserve management
(36)A broad band dolphin mimetic sonar?inspiration and modification from the nature.
(37)喫水線上の船型の影響を考慮した向い波中抵抗増加の簡易推定法−第4報: 数式船型に対 する短波長入射波近似の計算−
(38)Successive data assimilation on ship motions in following seas
(39)海震による船体運動データの時系列解析
(40)有用水産生物の光応答とLEDの活用
(41)関門海峡のスナメリの行動
(42)平成23年度海洋水産資源開発事業調査報告書(大中型まき網:北部太平洋海域)
(43)東日本大震災の沿岸漁船復興への取り組み
(44)Applicable methods and techniques by 3D methods for energy saving
(45)アーカイバルタグを利用した回帰サケの行動解析
(46)沿岸イカ釣り漁業における操業システムの把握
(47)測器電子機器実験棟リニューアル
(48)Chum salmon Oncorhynchus keta respond to moonlight during homeward migrations?
(49)事例調査による漁船の労働災害防止策に関する考察
(50)CGT(Compensated Gross Ton)を用いた漁船造船所の仕事量分析と将来漁船の設計の方向性の検討
(51)千葉県鴨川市における大型定置網漁業の時間分析
(52)有限喫水極小造波抵抗理論における制約条件の影響について −第1報:Cpカーブの点拘 束条件についての考察−
(53)Fishery income fluctuation due to changing vessel speed from harbor to the fishing ground in the Japanese coastal squid jigging fishery
(54)陽光丸ME70による魚群三次元表記の試み
(55)Current condition of energy saving technology for fishing vessels in JAPAN
(56)魚の通し回遊を光によってコントロール出来るだろうか?!
(57)海洋生物の遠隔的種判別技術の開発2 魚類鳴音の連続録音による時系列データ解析
(58)小型底びき網の技術開発による燃油削減効果
(59)沿岸いか釣におけるLED利用技術の検討
(60)平成23年度海洋水産資源開発事業(沿岸いか釣)報告(速報)
(61)スルメイカの視覚特性とイカ角(jig)視認能力
(62)Relationship between light and diel vertical migration of Diaphus theta and Euphausia pacifica off eastern Hokkaido
(63)Biosonar, diving and movements of two tagged white-beaked dolphin inIcelandic waters
(64)Acoustic estimation of effective gathering range of shipboard fishing light for squid jigging
(65)喫水線上の船型の影響を考慮した向い波中抵抗増加の簡易推定法−第5報: 波浪中の造波 抵抗について−
(66)データ同化による船舶の操縦運動モデルのパラメータ同定
(67)沿岸イカ釣り用LED漁灯の必要性能について
(68)漁船配置の最適化による船団全体の省エネ化について
(69)Boids Algorithmを用いたイカ釣り操業モデルの構築
(70)船体運動モデル適応型の自動操舵装置について(第一報)
(71)Observation of tuna movements around the FADs by using passive and active acoustic methods
(72)異体類4種のEIRG分析と錐体配列の比較
(73)船体の主要目のみを用いた操縦流体力微係数の簡易推定式
(74)第6回アジア水産音響学会(AFAS2012)報告
(75)海洋生物の遠隔的種判別技術の開発3 広帯域計量魚群探知機を用いた底魚の調査
(76)発光ダイオードによる視物質組成変化−通し回遊魚の光による行動制御−
(77)音響タグによる漁灯のスルメイカ集魚効果調査
(78)漁灯最適設計のためのシミュレーション手法の開発 「平成24年度新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業 事後評価用報告書」
(79)島根丸における底曳網漁具の抵抗測定業務報告書
(80)深江丸の操縦流体力微係数について
(81)がれき集積・回収網の開発
(82)Total stability failure probability of a ship in beam wind and waves: model experiment and numerical simulation
(83)?On time series analysis concerning the ship acceleration caused by seaquake
(84)新型オッターボード(HLTD)を用いた燃料消費特性
(85)漁船の動揺データの時系列解析
(86)マアジの成熟誘導と水温別胚発生
(87)漁船の燃料消費見える化システムの開発
(88)Applications of broadband acoustic in fisheries
(89)データ同化による船舶の操縦運動モデルのパラメータ同定
(90)Development of high-rise artificial fish reefs and survey methods of their effects on fish aggregation in Japan
(91)Result of the measurement of an actual ship, Vietnam trawler by 3D camera and future working for energy saving
(92)水生生物の対光行動の観測システムの開発
(93)生産システム工学的手法にもとづく漁業労働の改善
(94)Biosonar, dive, and foraging activity of satellite tracked harbor porpoises (Phocoena phocoena)
(95)Fishery Income Fluctuation with Changing Social Situation and Selecting Fishing Ground, in the Japanese Coastal Squid Jigging Fishery (1975-2008)
(96)Diel changes in the movement patterns of Ganges River dolphins monitored using stationed stereo acoustic data loggers
(97)?船体運動モデル適応型の自動操舵装置について-Ⅰ
(98)For minimizing catch loss in mechanized jigging techniques for Neon Flying Squid (ommastrephes bartramii )
(99)仮想空間シミュレーション手法を用いた漁船の甲板上配置の改善効果の定量予測
(100)3-D movement and feeding events of Amazonian manatees (Trichechus inunguis) monitored by animal-born digital recorders and their application for future conservations
(101)回帰サケの省エネ行動ー夜間は月光が道案内ー
(102)水産資源の長期変動に対応する漁船の概念設計
(103)Observation of in situ tuna behavior around the fisheries aggregating devises (FADs)
(104)海洋生物の遠隔的種判別技術の開発1? CRESTプロジェクトで目指すもの
(105)成23年度海洋水産資源開発事業(沖合いか釣)結果概要
(106)喫水線上の船型の影響を考慮した波浪中抵抗増加の計算−短波長入射波の場合−
(107) 平成20〜23年度海洋水産資源開発事業(沿岸いか釣)結果概要報告及び平成24年度調査計画説明
(108)クジラのための騒音制御
(109)Energy Saving Technology by Proper Remodeling of Hull
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030203300
収録データベース研究課題データベース

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