B 国産材の安定供給のための新たな素材生産技術及び林業経営システムの開発

B 国産材の安定供給のための新たな素材生産技術及び林業経営システムの開発

課題番号2013023156
研究機関名森林総合研究所
研究期間2011-2015
年度2013
研究問題(1) 森林・林業の再生に向けた森林管理技術・作業体系と林業経営システムの開発
大課題(1) 森林・林業の再生に向けた森林管理技術・作業体系と林業経営システムの開発
中課題B 国産材の安定供給のための新たな素材生産技術及び林業経営システムの開発
大項目第1 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目1 研究開発の推進
摘要<研究内容>
路網整備と機械化等による素材生産の低コスト化や安全性の向上に向けて、地形等の条件に応じた先進的機械作業システム適用の評価手法を開発する。また、伐出作業時の防護服着用による労働災害防止効果の試算をもとに、防護服導入による経営上の効果を明らかにする。地域の伐採計画策定のため、群馬県下を対象とし、地域林業を形成する生産要素に基づいた木材生産量の予測手法を開発する。原木需給コーディネート機能が発達している欧州の原木流通との比較解析から、わが国の国産材安定供給に向けた原木流通の課題を抽出する。
<成果の概要と活用>
生産性を試算する功程式と機械ごとの登坂限界値によって、先進的機械作業システムの適否を評価する評価手法を開発するとともに、防護服の導入が多くの事業体にとって、経営上非常に有用であることを示した。また、地域林業を形成する生産要素に基づいた木材生産量の予測手法を開発し、わが国の原木流通のコーディネート組織のあり方と課題を明らかにした。研究の成果については、原著論文14編のほか、研究成果が現地検討会や研修を通して国有林や民間の林業事業体、学会に普及・広報されている。
研究分担清野嘉之
予算区分農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 技会・その他 林野庁交付金 林野庁・その他 文科省[科研費] その他
業績(1)北海道におけるカンバ類製材・合板適材の出現状況―国有林立木公売情報の分析結果から―
(2)四半期データによる国産材需要見通しに関する分析

(3)タイ国一般消費者におけるチーク材家具の需要動向および林業に対する認識
(4)国内の主な木材関連需給・業況見通しの特性の分析
(5)列状間伐の実施時期に関する一考察
(6)ニホンキバチの被害と寄主樹木の樹種、サイズおよび林齢との関係

(7)下刈り作業機械化における課題
(8)宇都宮大学船生演習林における林内作業時の粉塵環境について
(9)木材需給の変動要因と需給調整機関の役割に関する理論的検討―研究フレームワーク構築の試みとして―
(10)北海道のトドマツ人工林における林業機械走行が表層土壌物理性に与える影響
(11)Accommodating strangers in the forest commons(林野コモンズにおける部外者対応)
(12)新制度に関する理解と論点
(13)伐出見積もりシステムの開発
(14)現場技術に詳しい講師陣による実践的研修−栃木県の事例−
(15)高性能タワーヤーダによる間伐木集材後の林床植生変化
(16)2012年に四国地域で発生した森林病虫獣害
(17)人工林の間伐が生物多様性に及ぼす影響
(18)森林作業道から土砂流出を抑える方法
(19)林業機械と運転者を効果的に保護するには
(20)2012森林・林業・環境機械展示実演会への森林利用学会の出展について
(21)チェーンソーによる切創災害の労働損失
(22)自走式搬器の自動化
(23)フィンランドの2つの森林所有者共同組織
(24)車両系木材伐出機械に関する安全衛生特別教育の概要
(25)ドイツの林業・木材産業における近年の動き
(26)作業道を通じた間伐林分から渓流への浮流土砂流入〜生田原国有林の事例〜
(27)アメリカ南部地域の私有林をめぐる多面的経営:森林投資型経営の発展と民間フォレスターの活躍

(28)常緑広葉樹林と針葉樹人工林の境界域における埋土種子組成
(29)林業専用道の土工量と線形の特徴
(30)森林の権利関係の内実と諸問題、森林の権利関係の歴史的推移、近年の集団林権制度改革の実施とその内容、国有・集団林権制度改革の実施と影響(4章執筆)

(31)森林組合の組織と事業の動向-森林組合統計の活用-
(32)霞ヶ関奮戦記−3 −国会編−
(33)スイスの林業・林産業における近年の動き
(34)作業道からの土砂流出原因とその対策
(35)適材適所の集材システム−温故知新技術の継承に期待する
(36)富良野市内で発見されたストローブマツ発疹さび病
(37)林業機械による側根損傷は避けられるか? −トドマツ林内での実験から−
(38)林業機械による側根損傷の回避を目指して−トドマツ林内での実験から−
(39)森林景観において境界効果はどこまで及んでいるか?
(40)プロセッサの動力伝達効率改善の可能性
(41)カラマツ新植地における生分解性除草シートを用いた下草防除効果
(42)Public Opinion on Forestry and Forest Policy in Japan(林業および森林政策に対する日本の世論)

(43)林業専用道の土工量と線形の特徴
(44)ハーベスタ・フォワーダCTLシステムにおける間伐時の燃料消費量
(45)盛土法面における素堀横断排水溝からの排水による路肩侵食実験
(46)山菜の生育・採取地の特徴と適地推定−生態系サービスの地図化と将来予測の試み−
(47)人類史から見た森林の変化
(48)公的統計としての森林・林業統計
(49)森と人とのかかわりの今

(50)霞ヶ関奮戦記−1 −着任編−
(51)霞ヶ関奮戦記−4 −総括編−
(52)日中韓林業経済学分野国際シンポジウム:に中間における木材貿易と森林利用(パネルディスカッション・総合討論記事)
(53)オーストリアにおける製材業と木質バイオマスエネルギー利用
(54)平成25年度森林総研功程調査事例
(55)路網データベースについて
(56)森林作業道から土砂流出を抑える方法
(57)作業道の開設方法の検証
(58)立木調査の集計に役立つ全国版「幹材積計算プログラム」の開発

(59)森林総合研究所林業工学研究領域の研究課題の紹介

(60)カラマツ原木の径級・長さによる価格比較/原木供給体制の確立のために
(61)グラップルソーを用いた玉切りの効率化
(62)森林の”境目”の生態的プロセスを探る−趣旨説明−
(63)曲線半径、路面の計画高およびI.Pの平面位置が土工量に与える影響
(64)Gender equality in the Japanese Forest Society -The first decade
What has improved and where is there still need for improvement?
(日本森林学会における男女共同参画の10年−何が改善され、何が課題として残されているか−)

(65)全木集材による間伐が林床の堆積有機物量に及ぼす影響について

(66)四国の急傾斜地におけるスギ・ヒノキ林の表層土壌の炭素・窒素貯留の特徴について

(67)スギ・ヒノキ林の林齢とニホンキバチによる材質劣化被害との関係

(68)小型ホイール式ハーベスタ・フォワーダによるCTLシステムと従来型システムの間伐生産性
(69)北海道のトドマツ人工林における林業機械走行と散布枝条が土壌に与える影響
(70)Characteristics and problems of Japanese Forest owners’Associations Comparative consideration with German forest owners’associations
(71)霞ヶ関奮戦記−5 −展望編−
(72)現代中国の森林をめぐる動向


(73)森林GISをめぐる最近の動向
(74)ヤナセスギの秘密
(75)作業道の開設方法の検証
(76)特集「路網整備の技術的課題Ⅰ」にあたって
(77)森林作業道における波状縦断勾配の排水効果とその特徴について

(78)架線系作業を想定した路線設定及び作業方法の検討
(79)林内走行機械の活用による安全で効率的な木材生産
(80)広葉樹素材生産業者の労働力確保と生産性
(81)森林組合の林産事業の展開と職階別職務分担
(82)Within- and between-site variations in leaf longevity in hinoki cypress (Chamaecyparis obtusa) plantations in southwestern Japan
(西南日本のヒノキ人工林における葉寿命のサイト内、サイト間の変動)

(83)北海道における林業のあり方について
(84)土質の違いが作業道の強度に及ぼす影響
(85)製材業の産業組織と中小規模層の存立形態としての「大工出し」
(86)バイエルン州における木材共同販売
(87)低質材の搬出は森林所有者に利益をもたらすのか
(88)高齢級化する人工林を適切に管理していくには? −趣旨説明に代えて−
(89)愛媛県原木市場におけるヒノキ価格の変動要因に関する研究
(90)トドマツ林内での林業機械走行試験による地表部側根損傷の発生生態
(91)資源論のアプローチによる問題把握と可能性
(92)霞ヶ関奮戦記−2 −激闘編−
(93)自然林と人工林の境界で起こっている現象を探る

(94)四国の急傾斜地におけるスギ・ヒノキ人工林の表土の実態について
(95)欧州製小型ホイール式ハーベスタとフォワーダを用いたCTLシステム
(96)路網作設オペレータのさらされる危険の解明
(97)フォワーダ走行時の狭窄物によるカーブ内側への誘導効果

(98)平成25年度森林利用学会シンポジウム「路網整備の現在と未来」報告

(99)原木安定供給と森林組合
(100)林内走行機械による根の損傷を減らすために
(101)日本林政は何を持続しようとしてきたのか?
(102)北海道の木材を住宅に使ってもらうには?
(103)タイにおけるチーク人工林産物の加工および販売動向
(104)中国の集団林権制度改革の背景と方向性
(105)針葉樹丸太の価格変動傾向に関する統計分析
(106)The effectiveness and features of the rolling-grade drainage method in spur roads
森林作業道における波状縦断勾配による排水の有効性と特徴

(107)大径材の利用増大のためには建築分野での潜在需要掘り起こしがカギ
(108)スイスにおける助成策の改革
(109)チェーンソー用防護服普及の現状と着用への課題
(110)択伐履歴がある魚梁瀬天然スギの年輪解析
(111)大型車両走行による林地への影響
(112)降雨強度と林道路面流量および土砂流出量の関係
(113)林内作業時の粉塵環境について−刈払いおよび地拵え,作業道作設作業時の粉塵濃度−

(114)カラマツ大苗と生分解性除草シートによる下刈りコスト削減効果
(115)日本における森林の所有と経営
(116)人工林の高齢化・長伐期化へ向けた適切な育林手法を探る
(117)人工林の長伐期化と材質劣化
(118)北海道に適した作業システムと路網
(119)北海道に適した伐採作業システムとそれを考慮した再造林植栽仕様

(120)間伐促進のための低負荷型作業路開設技術と影響評価手法の開発
(121)関東ロームにおける作業道の施工方法
(122)原木市売り市場の今後を考える
(123)森林資源管理研究グループ
(124)オルソ空中写真とGISデータを用いたスギ小班の上層木立木密度マッピング
(125)土質の違いが作業道の強度に及ぼす影響
(126)ハーベスタ・フォワーダシステムにおける積雪期の間伐作業による土壌圧密の実態
(127)オーストリアの林業における近年の組織改革
(128)集材方法の違い(全幹および全木集材)は間伐後の林床植生発生に影響を与えるか?

(129)フォワーダ荷台上の積載物の有無がオペレータの操向感覚へ及ぼす影響
(130)木材の需給と国産材利用
(131)作業道を通じた間伐林分から渓流への浮流土砂流入−生田原国有林の事例−
(132)フィンランド森林法・森林管理組合法改正の動向
(133)ドイツにおける木材共同販売組織の諸形態
(134)伐採や搬出の手間は?コストは?
(135)原木取引形態の決まり方についての試論
(136)書評「速水亨著『日本林業を立て直す』」
(137)現代中国の森林・林業・木材産業
(138)オーストリアの林業・林産業における近年の変化−日本との比較を通じて−
(139)人工林の長伐期化による被害リスクの予測
(140)路網若手研究会の発足について
(141)先進林業機械として導入されたタワーヤーダによる間伐作業システムの開発−架線下における上げ荷集材作業の生産性−
(142)森林作業道からの土砂流出技術の開発
(143)路網整備の役に立てるような研究
(144)分散型排水の排水機能と林地斜面保全効果
(145)車両系高性能林業機械の習熟特性の解明
(146)「農経しんぽう」創刊60周年記念特集号「林業機械化、この10年の課題とこれからの展開」

(147)ホイール式小型ハーベスタとフォワーダを用いた間伐作業システムの開発−点状間伐と列状間伐の生産性−

(148)山菜・キノコ採りがもたらす生態系サービスの評価−福島県只見町を事例に−
(149)林業機械のトドマツ林内走行試験で発生した地表部側根損傷の実態
(150)マウンテンバイカーの林地利用における課題と新たな試み

(151)階層型成長モデルとコストモデルによる施業シミュレーションシステムの開発
(152)Comparative study of modern forest policies in Japan and Finland - A perspective as peripheral regions(日本・フィンランド近代林政の比較研究)
(153)2012年度の原木市場価格の推移と特徴
(154)森林政策
(155)世界の森林資源(FAO)
(156)欧州における私有林経営の組織イノベーション
(157)三重県宮川流域における林業経営の動向
−中大規模層の変化を中心に−

(158)「研究者家族の様々なカタチ」単身、別居、同居:研究者カップルの選択−日本森林学会における男女共同参画ランチョンミーティング開催報告−

(159)日本森林学会における男女共同参画の実態−「第3回科学技術系専門職の男女参画実態調査」の結果より−

(160)日本林融和森林保制度(日本の林業融資と森林保険制度)

(161)コンテナ苗自動耕耘植付機による植栽作業能率
(162)自動植付機の開発
(163)作業道の開設方法の検証
(164)広葉樹林搬出間伐における各システム別の工程及び特性解明
(165)路網データベースについて
(166)森林作業の粉塵環境測定
(167)宇都宮大学船生演習林における林内作業時の粉塵発生量と放射性セシウムによる内部被曝量の推定
(168)独立行政法人森林総合研究所北海道支所 −技術と知識を活かして北海道の森林林業に貢献する−

(169)平成25年北海道森づくり研究成果発表会(森林整備部門)を聴講して
(170)2000年代における木材国内交流の動向と特徴
(171)中小製材工場の役割と生き残り戦略
(172)共用林野制度とコモンズ研究
(173)川上と川下の信頼をつなぐ木材流通組織を
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030203476
収録データベース研究課題データベース

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