(ウ)水産業の生産基盤の整備、維持、管理並びに防災技術の開発

(ウ)水産業の生産基盤の整備、維持、管理並びに防災技術の開発

課題番号2013023184
研究機関名水産総合研究センター
研究期間2011-2015
年度2013
研究問題(2)研究開発等の重点的推進
大課題エ.水産物の安全・消費者の信頼確保と水産業の発展のための研究開発
中課題(ウ)水産業の生産基盤の整備、維持、管理並びに防災技術の開発
大項目第2 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目1 研究開発等
摘要 構造物に働く波力の算出について、水理模型実験、数値計算等を踏まえ、波浪変形推定精度の向上を図り、新たな波力算定式を提示し、漁港施設や海岸保全施設の合理的設計手法に反映した。特に、波力算定で課題となっていた波力の不連続性の問題を解決できた。地震外力に関しては、漁港施設の特性を考慮して数値計算等を行い、地震応答特性を把握するとともに施設設計に重要な許容変形量を把握した。
現地調査、室内試験等により、表面P波速度からコンクリートの圧縮強度を求める算定式を作成するとともに、耐用年数推定手法を高度化するなど、コンクリート構造物の劣化予測手法を構築し、具体的な適用方法や実施方法を取りまとめた。
劣化したコンクリート構造物の取り換えや補修に関する整備手法に関する各県へのヒヤリング調査を実施し、維持管理ガイドラインに紹 介されているそれぞれの補修工法について、実際に示されているとおりの耐久性(耐用年数)を有するか否か等を把握した。
漁港や漁船上における漁獲物の取り扱い及び魚倉等における細菌数や保冷温度を調査し、それらの結果を基にして菌増殖シミュレーショ ンを行った。また、衛生管理された漁港の現状について現地調査を行い、 問題点(大量漁獲の際の温度管理など)を整理し、それらの運 用上における課題について把握した。
瀬戸内海のマダイを対象に、現地調査で観測された卵分布から、産卵場と産卵数を推定する初期生態モデルの改良し、高度化を図った。
マダイの初期生態モデルを適用し、播磨灘におけるマダイの産卵場を特定して産卵数を推定するとともに、鹿島灘〜房総海域におけるチ ョウセンハマグリの浮遊幼生分散過程を推定した。鹿島灘沿岸における生物生産を支える有機物供給量(有機物沈降量)について、低次生態系と底泥系モデルを結合した沿岸動態モデルにより推定し、衛星データ(MODIS)のクロロフィルコンポジットデータ(複数バンド帯の データ)を作成して比較検証し、両者が良く対応することを示した。
空間スケールを細かくした漁場で生物生息(アサリ)と波浪を含む物理環境の関係を解析し、漁場における好適環境条件を明らかにする とともに、好適環境条件をもとに、ベイズ展開を用いて、漁場で対象生物の生息を制限している要因を明らかにし、藻場や波当たり等具体的な環境修復方法についても提示した。藻場及びアサリ漁場における生息制限要因の緩和技術については、藻場では磯焼け対策として食植性魚類の効率的除去法開発、 アサリ漁場では稚貝の効率的移植技術の現地適用等を行った。
研究分担桑原久実
八木宏
川俣茂
金田拓也
中山哲嚴
佐伯公康
吉村拓
協力分担関係財団法人漁港漁場漁村技術研究所
株式会社エコー
予算区分水産庁・その他
業績(1) Behavioral responses to trimethylamine -N -oxide using the CTA paradigm in C57BL/6 mice
(2)軽量・簡易バケット型採泥器の性能
(3)CFD手法を用いた魚類養殖水槽における水流シミュレーション
(4)磯焼けの症状と原因、対処療法について
(5)生物環境の調査法
(6)大分県委託事業「イセエビの幼生着底に関する調査」中間報告
(7)ノトイスズミの行動特性について
(8)平成25年度水産基盤整備調査委託事業「漁港漁場施設の性能規定化等技術検討」報告書 津波外力算定式
(9)鹿児島県笠沙町崎ノ山の造成藻場の維持・拡大における砂の薄層被覆の役割
(10)東京湾羽田沖における泥質物の堆積分布特性を考慮した底泥輸送モデルの構築
(11)漁場評価のための音響測器を用いた底質マッピング
(12)鹿島灘〜九十九里沿岸におけるチョウセンハマグリ浮遊幼生分布モニタリング
(13)イセエビの幼生着底に関する調査報告書
(14)水産庁委託事業報告書「水産生物の生活史に対応した漁場環境形成推進委託事業のうち各生活史段階に応じた漁場機能を強化する技術の開発・実証
(15)軟泥底の底生動物の研究と境界層
(16)岩手県山田湾における水中瓦礫調査と食料生産地域再生のための実証研究について
(17)DNA haplotype-based identification of blood cockle, Anadara granosa
(18)統計モデルを用いたアサリ好適環境条件の把握
(19)イスズミ類の行動特性の解明と藻場への影響度の評価
(20)鹿島灘〜九十九里におけるチョウセンハマグリ浮遊幼生の広域モニタリングについて
(21)平成25年度水産庁水産基盤整備調査委託事業「漁港漁場施設の性能規定化等技術検討」(既存施設の機能維持のための設計手法)調査報告書
(22)東京湾における底泥挙動の実態とモデル化
(23)東北地方太平洋沖地震における地震動による漁港施設の被害の事後推定
(24)東北地方太平洋沖地震における地震動の強さと岸壁変形量の相関関係の分析
(25)衝撃弾性波法による沿岸構造物の経年劣化に関する基礎的研究
(26)海洋モデルを用いた瀬戸内海におけるマダイ産卵場の推定
(27)流動数値解析を用いた沿岸域の海洋環境と生物生産の予測最前線
(28)再生藻場の水産涵養効果について(稚イセエビ)
(29)漁港整備にかかる木材利用の可能性に関する研究
(30)再生藻場の水産涵養効果について(稚イセエビ、クロアワビ)
(31)漁港整備にかかる木材利用の可能性
(32)平成25年度水産基盤整備調査委託事業「漁港漁場施設の性能規定化等技術検討」報告書 防波堤(外郭施設)の設計手法
(33)藻場の立地条件としての砂の薄層被覆の形成条件
(34)漁港・漁場の水理環境
(35)羽田周辺水域環境調査研究最終報告書 第1章東京湾・羽田周辺水域の流動・物理構造
(36)水産生物の生活史に対応した北方海域の基礎生産構造に関するLagrange的な現地観測
(37)東北地方太平洋沖地震津波による三陸内湾域の流動構造と底質環境変化の把握
(38)漁港整備にかかる木材利用の可能性に関する研究
(39)造成藻場のイセエビなどに対する機能の評価
(40)イスズミ類の行動特性の解明および宮崎県におけるイスズミ類の藻場への影響評価
(41)イスズミ類の行動特性の解明
(42)処理した木材の実海域及び試験場における暴露試験
(43)産地市場でなされるトロ箱等のけん引動作の力学特性
(44)底曳網による漁獲物に対する入港後の取扱い工程の把握
(45)常磐沿岸域における流動場の季節変動要因
(46)平成25年度水産基盤整備調査委託事業「漁港漁場施設の性能規定化等技術検討」報告書 粘り強い構造設計手法及び適用条件
(47)漁港のコンクリート構造物に対する簡易老朽化診断手法の開発
(48)CLARIFICATION OF THE PROPERTIES OF FLUCTUATION OF BOTTOM SEDIMENT BASED ON LONG-TERM MONITORING AROUND THE MOUTH OF THE TAMA RIVER IN TOKYO BAY
(49)海洋波浪結合モデルを用いた瀬戸内海の長短期物理環境場の再現
(50)北海道厚岸湖におけるアサリの個体群動態
(51)平成25年度水産庁水産基盤整備調査委託事業「漁港漁場施設の性能規定化等技術検討」(岸壁の設計手法)調査報告書
(52)常磐沿岸域における底層環境・懸濁物動態に関する現地観測
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030203504
収録データベース研究課題データベース

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