農作業の更なる省力化に資する農業機械・装置の開発

農作業の更なる省力化に資する農業機械・装置の開発

課題番号2013023119
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2011-2015
年度2013
研究問題農業機械の促進に関する業務の促進
大課題農作業の更なる省力化に資する農業機械・装置の開発
中課題農作業の更なる省力化に資する農業機械・装置の開発
大項目農業機械の促進に関する業務の促進
中項目農業機械の促進に関する業務の促進
摘要トマト接ぎ木苗大量生産技術では、接ぎ木苗生産業者への現地調査を継続するとともに、機械接ぎに適した接合部材、セル苗の取り出し 方法を検討し、実現可能性を見出した。大豆用畝立て播種機の高速化技術では、ディスク式畝立て方式で、畝立て、播種、覆土、鎮圧を高速で行う機構を検討して、高速畝立て播種機を試作し、基本性能を明らかにした。湛水直播機の高速作業に対応する技術では、安定した高速作業に必要な要件を満たす作業機昇降制御機構について改良し、概ね良好な播種精度を得る機構を明らかにした。作業機の付け替えにより乗用機械化一貫体系を確立する中山間地用水田栽培管理ビークルとその作業機では、試作1号機の段差乗越え性能および耐転倒性能の調査とともに、耕うん、代かき試験を行い、試作2号機の設計・製作のための知見を得た。中山間地域で多種の穀類収穫を可能とする小型汎用コンバインでは、各作物に適した作業条件等を把握して、改良及び性能試験を行い、普及拡大の知見を得るとともに、ソバ、ナタネの対応部品を開発・市販化した。自脱コンバインにおける機内清掃の簡易な構造では、機内残が少ない新構造や開閉が簡便な掃除口開閉機構を試作してその効果を検証した。走行型小型幹周草刈機では、試作1号機の草刈性能を調査するとともに、操向方式の異なる試作2号機、さらに駆動方式の切り替えとハンドルの形状を変更した試作2号改良機の操作性を比較調査した。
ナガイモの種イモ切断・防除技術では、改良した種イモ切断装置の作業能率と切断性能を調査するとともに、種イモの防除装置を試作した。バレイショのソイルコンディショニング栽培体系に対応したソイルコンディショナでは、石礫除去機による収穫時に掘りこぼしたバレイショ塊茎の掘り上げ除去作業への適応性を確認し、野良イモ防除作業の省力化の可能性が得られた。野菜用の高速局所施肥機では、キャベツを対象作物として、慣行の局所施肥機の傾斜地における施肥散布性能を明らかにするとともに、異なる局所施肥条件に伴う生育及び収量への影響調査により、高速局所施肥機の試作1号機の製作を行った。ラッカセイ収穫機では、最終試作機での性能試験・現地適応性の検証を行い、ラッカセイの掘り取りと株の反転を行うラッカセイ収穫機の実用化の見通しを得た。チャの直掛け栽培用被覆資材の被覆・除去装置では、軽量化や取り扱い性の向上を図った試作2号機を製作し、平坦茶園における慣行作業に対する省力効果を明らかにした。加工用ハクサイ収穫技術では、加工用ハクサイの収穫・出荷作業を調査し、収穫・出荷基準、荷姿など機械開発の設計指標を検討し、1条収穫型の挟持刈取機構、刈取り時の作物姿勢制御機構等を試作して基礎試験で機能を確認した。空気圧を活用したニラ等の軟弱野菜調製機では、圧縮空気を間欠的に噴射してニラの下葉除去を行う装置を開発し、慣行機と比較して空気の使用量を節減して作業精度を向上できる機構を明らかにした。また、ニラの調量作業の負担軽減と作業能率向上のために、組合せ調量を用いた調量基礎試験装置を試作した。タマネギの調製出荷用機械では、乾燥装置1号機の実証試験を埼玉と香川県で実証し、質量減少率と腐敗率の調査を通してその性能を明らかにした。品質保持効果等があるイチゴの個別包容器では、慣行パックと比較して輸送時の損傷程度が軽微であることを明らかにした。粗飼料含水率簡易測定装置では、静電容量式の水分測定器と質量計測を組み合わせた粗飼料の水分を概ね推定できることを確認した。多様な飼料作物に適応性が高い高速汎用播種機では、幅広い生産現場のニーズを踏まえ、稲、麦、大豆を対象に播種精度試験と覆土鎮圧試験を行い、汎用化に向けた課題を抽出した。つなぎ飼い牛舎用牛床清掃技術では、試作した除ふん機構と乳牛の起立状態検知部の性能を調査し、牛床清掃機構の課題を抽出した。飼養管理を効率化する乳牛の残飼量検出技術では、残飼の量、形状及び分布等を調査し、残飼検知要件を明らかにするとともに、検知手法の候補を見出した。
研究分担宮崎昌宏
協力分担関係埼玉農総セ
三菱農機(株)
長野農試
新潟農総研
富山農林振興セ
三重農研
岩手農研セ
島根農技セ
鹿児島農総セ
予算区分技会交付金研究 食料生産地域再生のための先端技術展開事業
業績(1)イチゴの果柄を把持し、果実の品質低下を軽減する個別包装容器
(2)収穫後にほ場内乾燥する体系のトラクタ装着型ラッカセイ収穫期
(3)イチゴの包装装置の開発(第2報)−果柄把持パックとそのパック詰め装置−
(4)バレイショ茎葉処理機の開発(第1報)−収穫時期のバレイショ性状調査と茎葉処理方法の違いが収穫時の皮剥け程度に及ぼす影響
(5)高効率ネギ調製機の開発
(6)可変経式細断物成形機構の開発
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030203638
収録データベース研究課題データベース

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