寒冷地水田における飼料用稲−麦二毛作体系の開発と実証

寒冷地水田における飼料用稲−麦二毛作体系の開発と実証

県名宮城県
研究機関名宮城県古川農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H22〜26
年度2013
概要<目的>
、 水田における自給飼料の一つとして,寒冷地水田における麦類(大麦、ライ麦、ライ小麦等)の収穫ステージ,収穫方法による収量性及び発酵粗飼料の品質への影響を解明する。また,飼料用稲栽培と飼料用麦類の収穫作業の分散・平準化を図るため,稲−麦二毛作体系における水稲と麦類の品種や収穫方法の組み合せを検討し,この最適品種の組み合せについて,コントラクターを活用した稲−麦二毛作体系を飼料用稲栽培が定着している現地転作団地で実証する。さらに,飼料用稲の漏生による食用米への混入リスクを軽減・回避する技術として,茎葉蓄積型専用品種を用いた省力的移植栽培や乾直栽培技術を検討し,水田輪作団地への飼料用稲の導入方策を検討する。
、<成果>
、 大麦収量が高く乾直水稲が低収ではあったが1.6tに近い収量が得られ,稲麦の補完可能な二毛作栽培が確認された。施肥条件としては,麦では堆肥と窒素基肥に越冬後の追肥を加える体系,水稲乾直では堆肥と生育中期の追肥が必要条件として確認できた。
、 リーフスターの乾田直播栽培では,生育中期(9葉期)の追肥が地上部乾物重,特に茎葉部の乾物増加に影響を及ぼした。2葉期追肥は,追肥直後に茎数の増加が見られたものの,地上部乾物重への影響は認められなかった。
、 リーフスターの乾田直播栽培における播種時期の違いでは,5月中旬区が同下旬区より葉数が1葉多くなった。穂数及び収穫時地上部乾物重は同程度であった。播種量の違いでは,茎数の推移は,3.5kg区<4.0kg区<5.0kg区となり,穂数も同様で有意な差が認められた。収穫時地上部乾物重については,3.5kg区<4.0kg区<5.0kg区で高くなる傾向が見られたが,有意な差は認められなかった。
研究分担水田利用部
予算区分受託(農水省)
業績(1)稲WCS専用品種「リーフスター」の移植栽培における栽培方法
(2)水田輪作における飼料用稲専用品種「リーフスター」を用いた漏生イネ対策
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030205136
収録データベース研究課題データベース

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