低コスト育林技術の開発

低コスト育林技術の開発

県名高知県
研究機関名高知県立森林技術センター
課題種別試験研究課題
研究期間完H21〜25
年度2013
概要目的:持続的に木材資源を生産・供給していく森林を育成するためには、皆伐後の再造林が不可欠であるが、植栽・下刈り等に要する育林経費は、現在の木材価格に対して非常に高額であるため、再造林放棄地が増加することが懸念されており、低コストで育林する技術の開発が急務となっている。本研究では、「育苗〜下刈り」の経費の低減と造林木の形質についての評価と総コスト評価およびシカ被害防除の実証を行い、資源循環林の資源維持に寄与する。
、成果:1)苗木重量と1ha当たりの植栽人工数の間には正の高い相関が見られた。2)ポット苗、コンテナ苗は裸苗よりも植栽効率は良く、一鍬植を行うことにより裸苗の半分程度の時間で植栽可能であった。3)1ha当たりの下刈り人工数は、皆伐後の経過年数とともに増加した。4)隔年で下刈りを行うことにより、下刈り経費を39%削減できることを明らかにした。5)挿し木コンテナ苗については、肥料の有無が発根には影響しないが、地上部の成長が良くなることから、培土調整時に混入することが良いことがわかった。6)実生コンテナ苗については、容量150ccのコンテナを使用して育苗する場合は、培土に肥料2gを混入してコンテナに直接播種する方法が最も良いと考えられる。7)本県のような冬季の積雪量が比較的少ない環境下でのシカ被害からの植生回復には、電気柵もネット柵と同等の効果があるものと考えられる。
研究分担森 林
、経営課
予算区分県 単

、受 託
、(独法)

、受 託
、(民間)
業績(1)スギ植栽地における雑草木の繁茂状態と下刈り時間の関係
(2)低コスト再造林の実用化に向けた取り組み
(3)低コスト育林技術の開発(隔年下刈りによるコスト削減)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030210221
収録データベース研究課題データベース

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