上場地域の中晩生タマネギにおける貯蔵病害の多発生要因の解明と防除対策の確立

上場地域の中晩生タマネギにおける貯蔵病害の多発生要因の解明と防除対策の確立

県名佐賀県
研究機関名佐賀県上場営農センター
課題種別試験研究課題
研究期間完H23〜25
年度2013
概要目的:貯蔵中の中晩生タマネギに多発生している腐敗の原因を明らかにするとともに,その対策技術を確立する。

、成果:
、1)タマネギ乾腐病の発生と土壌化学性との関係についてこれまでの解析結果から,土壌pH(H2O)が低く,また可給態リン酸量が高まると本病の発生が増加する傾向にあった。平成25年度は現地タマネギほ場155地点から採取した中晩生タマネギの乾腐病発生状況を調査した。その結果,極少程度の発生のため土壌化学性との関係は判然としなかった。土壌病害の発生は年次間差が大きいことから,今後も継続して調査する必要があると思われる。
、2)当地域から分離したタマネギ乾腐病菌のベノミル感受性を検定した結果,100ppm添加培地上でも菌糸伸長する菌株が認められた(ジエトフェンカルブに負相関交差耐性を示さなかった)。本分離菌は分子系統解析でF. proliferatumと同定された。β‐チューブリン遺伝子の変異状況から中等度耐性菌であると判断された。
、3)易分解性有機物と灌水処理を組み合わせた土壌に適した環境に優しい土壌消毒法(簡易土壌消毒法)について検証した。その結果,米ぬかを10aあたり2トンおよび5トン混和し,さらに灌水処理(30mm/日)を組み合わせることで,無処理区に対してタマネギ乾腐病およびべと病の発病が低減する傾向を示した。さらに,抑草効果も認められた。

研究分担研究部
、畜産・果樹研究担当
予算区分県単
、(1/2国庫)
業績(1)佐賀県上場地域で発生するタマネギ乾腐症状
、に関与するFusarium属菌

(2)タマネギ乾腐病の発病抑制を目的としたセル成型
、トレイ苗に対するベノミル水和剤の効果的処理法

(3)マンゼブ・メタラキシル水和剤およびシペルメトリン乳剤に各種展着剤を加用した場合のタマネギべと病およびアザミウマ類の防除効果の変動
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030210437
収録データベース研究課題データベース

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