トマト・パプリカの効率的周年安定生産技術の確立

トマト・パプリカの効率的周年安定生産技術の確立

課題番号2012021283
研究機関名国立大学法人 千葉大学
研究期間2010-2014
年度2012
中課題トマト・パプリカの効率的周年安定生産技術の確立
摘要(1) 定植〜開花に要した日数は25日であったが、5〜9月に定植した株では2〜7日ほど早くなり、11月以降に定植した株では14〜18日ほど遅くなった。各生育ステージまでの積算温度は、定植〜開花では平均565℃・日(変動係数9.4%)であり、11月以降に定植した株では64〜97℃・日程度高かった。有効積算温度帯を設定した結果、定植〜開花では下限温度を12.5℃、上限温度を26.5℃にすることで変動係数が7.0%と最も低くなり、決定係数も高まった。

(2) 第一花房着生節位は、明暗期温度が高いほど高位の節に着生した。第一花房が最も高位の節に着生した明暗期温度は25 / 20℃で、8.9節であった。一方、最も低位の節に着生したのは22 / 18℃で、7.7節であった。第一花房着生節位の揃いは明暗期温度25 / 20℃のときに良く、第9節に76%が着生し、変動係数は5.4%であった。一方、明暗期温度25 / 16℃では第7節に13%、第8節に52%,第9節に35%となり、変動係数は7.0%であった。また明暗期温度が低いほど第一花房における着花数は増加し、明暗期温度22 / 16℃では8.8個、明暗期温度25 / 20℃では5.4個となった。定植時における苗の外観は育苗時の明暗期温度によって大きく異なったが、定植時の光合成速度に有意な差はなかった。また、摘心後の苗の外観および収量においても有意な差はなかった。

(3) 株あたりの総着果数は側枝の着果数が0果の株に比べて1および2果の株が多く、総収量および可販果収量は側枝の着果数が1果の時に最大であった(第1表)。主枝および側枝を含む各節の着果数と、6日ごとの収量の変動係数は,どちらも側枝の着果数が少なくなるほど低く、側枝の着果数が0果の時が最小だった。Brix,アスコルビン酸濃度,縦径および横径は側枝の着果数による有意な差は見られなかったが,1果重および果肉の厚さは,側枝の着果数が0果で最大だった。一方,茎径および葉色は側枝の着果数による有意な差はなかったが,節数は側枝の着果数が0果の時に最も多く,草丈も0果で高い傾向にあった。
予算区分委託プロ[アシストプロ]
業績(1)Improved Light Conditions at the Fruit Truss Accelerate a Harvest Time and Enhance an Ascorbic Acid Concentration in a Low-truss, High-density Tomato Production System
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030212335
収録データベース研究課題データベース

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