ケルセチンの脂質代謝改善効果の分子機構解析

ケルセチンの脂質代謝改善効果の分子機構解析

課題番号2012021361
研究機関名京都府立医科大学,東京大学大学院農学生命科学研究科
研究期間2011-2013
年度2012
中課題ケルセチンの脂質代謝改善効果の分子機構解析
摘要1)ヒトapolipoprotein B遺伝子の転写開始点上流1.8kbを含む領域、apolipoprotein C-IIIの上流1.1kbを含むレポーター遺伝子を構築し、実験に供した。その結果、いずれのレポーターにおいても培地へのケルセチン添加でルシフェラーゼ活性の低下が認められ、内因性の遺伝子発現抑制を再現することが出来た。上流領域を次第に短くしたレポーターを作成し、実験を行ったところ、それぞれのプロモーター領域でケルセチンの作用により応答すると考えられる領域を狭めることに成功した。
2)ケルセチンによる応答領域の塩基配列から予想される担当転写因子としてC/EBPbを同定した。本転写因子を用いたレポーターアッセイ系において、ケルセチン投与により転写因子活性の低下を確認した。また、C/EBPb応答配列を4回繰り返した人工プロモーターを用いたアッセイ系でも、ケルセチンによる本転写因子活性の低下作用が確認された。
3)陽イオン性代謝産物として、ケルセチン投与により複数の遊離アミノ酸濃度の上昇が確認された。中でもGlnは4倍程度の上昇が認められ、可能性の一つとしてケルセチンによりAutophagyが亢進し、細胞内遊離アミノ酸濃度上昇がもたらされたものと考えられた。
予算区分委託プロ[医食同源プロ]
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030212408
収録データベース研究課題データベース

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