森林から流出する放射性物質の変動特性の分析

森林から流出する放射性物質の変動特性の分析

課題番号2012022380
研究機関名独立行政法人森林総合研究所,福島県林業研究センター
研究期間2012-2012
年度2012
中課題森林から流出する放射性物質の変動特性の分析
摘要森林から流出する放射性物質の変動特性を把握するため、多田野試験林の常緑針葉樹林および茨城県城里町の桂試験地において、自動採水器等を用いて出水時、平水時に採水を行い、流出水および浮遊土砂に含まれる放射性物質濃度を測定した。その結果、出水時のSS濃度が高い渓流水で放射性セシウム濃度が高くなり、放射性セシウムは主に懸濁態として流出していたことを示した。文部科学省航空機モニタリングによる放射性セシウム沈着量推定値との比較により、2012年の最大の出水でも1回の出水に伴うCs-134とCs-137の合計流出量は現地の沈着量推定値の0.09 %であることを明らかにした。平水時の渓流水では溶存態画分に最大で0.025 Bq L-1のCs-137が検出され、およそ夏に高く、冬に低い傾向が認められた。濁度よりCs-137の年間流出量を推定したところ、約250 Bq m-2 y-1となった。この値は現地の沈着量推定値の0.3 %に相当し、森林から渓流水を通じて流出する放射性Csは少ないことが示された。
予算区分委託プロ[除染プロ]
業績(1)森林から流れてくる水に放射性セシウムはほとんど含まれない
(2)出水時の森林からの流出水に含まれる放射性物質の動態
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030213361
収録データベース研究課題データベース

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