反すう家畜の硝酸塩中毒リスクを低減するイタリアンライグラス品種の育成

反すう家畜の硝酸塩中毒リスクを低減するイタリアンライグラス品種の育成

課題番号2013023502
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所
研究期間2010-2014
年度2013
中課題反すう家畜の硝酸塩中毒リスクを低減するイタリアンライグラス品種の育成
摘要硝酸態窒素濃度が低い実用品種の開発では、窒素多量施用試験において「LN-IR01」の硝酸態窒素濃度は「優春」より25%低かった。この時の乾物率は「優春」と同程度で新鮮物あたりの濃度も24%低かった。「LN-IR01」における硝酸態窒素濃度の低下は乾物率の増加ではなく、正味の硝酸態窒素蓄積量の低下に由来すると考えられた。また窒素多量施用試験ではカリウムも多量に施用されており、この栽培条件における「LN-IR01」のカリウム濃度は「優春」と同程度であった。今後、地域適応性等の試験を継続する予定であるが、「LN-IR01」の特性は研究目標を達成していると考えられ、「LN-IR01」を2013年8月にカネコ種苗(12007c)と共同で品種登録申請を行った。「LN-IR02」についても窒素多量施用試験での硝酸態窒素濃度の低下は主に正味の硝酸態窒素蓄積量の低下に由来すると考えられた。
効率的に低硝酸態窒素特性を付与できる方法の開発では、「LZ2」を700個体育苗し、乾物重が「いなずま」より高く硝酸態窒素濃度が「LNG9」より低い12個体を圃場に移植した。また「NLZ1」を720個体育苗し、乾物重が「いなずま」並の個体のうち、硝酸態窒素濃度が低い39個体を圃場に移植した。全個体を出穂期までに鉢上げし、閉鎖温室で多交配し、得られた種子を「LZ3」とした。
予算区分委託プロ[革新的低コストプロ]
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030213675
収録データベース研究課題データベース

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