関東地方におけるカドミウム低吸収品種を用いたヒ素・カドミウムの同時低減を可能にする栽培管理技術の開発

関東地方におけるカドミウム低吸収品種を用いたヒ素・カドミウムの同時低減を可能にする栽培管理技術の開発

課題番号2013025415
研究機関名独立行政法人農業環境技術研究所,千葉県農林総合研究センター
研究期間2013-2014
年度2013
中課題関東地方におけるカドミウム低吸収品種を用いたヒ素・カドミウムの同時低減を可能にする栽培管理技術の開発
摘要水管理を変えた節水区、間断灌漑区及び湛水区の3つの試験区で、カドミウム低吸収品種(以下、コシヒカリ環1号)と通常品種(以下、コシヒカリ)の2品種を栽培した。土壌溶液中のヒ素・カドミウム濃度を測定した結果、湛水区の還元状態では、ヒ素濃度は高く、カドミウム濃度は低く推移し、節水区の酸化状態では、ヒ素濃度は低く、カドミウム濃度は高く推移した。出穂期の稲体及び収穫期の玄米中ヒ素とカドミウム濃度を分析した結果、出穂期の稲体及び玄米のヒ素濃度は、いずれも品種間差は認められなかった。出穂期の稲体及び玄米中のヒ素濃度は湛水区が最も高く、節水区が最も低かった。コシヒカリ環1号の出穂期の稲体におけるカドミウム濃度は、いずれの水管理においても僅かであり、玄米では検出限界以下であった。収量及び玄米品質は、いずれの水管理においても品種間差は認められなかった。一方、節水管理を行うことで間断灌漑区に比べて収量及び玄米品質が若干低下する傾向が認められた。玄米品質の低下は、本年の高温の影響によって顕著に表れた可能性がある。
予算区分委託プロ[食の安全・動物衛生プロ]
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030215019
収録データベース研究課題データベース

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