(イ)優良形質種苗の作出及び安定生産技術の開発

(イ)優良形質種苗の作出及び安定生産技術の開発

課題番号2014025686
研究機関名水産総合研究センター
研究期間2011-2015
年度2014
研究問題(2)研究開発等の重点的推進
大課題ウ. 持続的な養殖業の発展に向けた生産性向上技術と環境対策技術の開発
中課題(イ)優良形質種苗の作出及び安定生産技術の開発
大項目第2 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目1 研究開発等
摘要(イ)ブリでは、ハダムシ抵抗性と連鎖したDNA マーカーを持つ個体を選定して解析家系を作出し、優良性の確認を継続した。ヒラメのレンサ球菌抵抗性に関与する候補遺伝子で、抵抗性に関与する分子カスケード(連鎖的に生じる分子反応)が推定された。また、ノリで色落ち関連遺伝子等のマーカー候補遺伝子の有用性の検証を進めた。ヒラメを不妊化するために必要な受精卵の薬剤処理及び紫外線照射に関する最適条件を示した。また、2~8 細胞期のブリ受精卵に紫外線を照射して不妊化を試みたが、不妊化には至らなかった。光る遺伝子組換えメダカと在来のメダカが交雑することを確認するとともに、生物多様性における安全性の評価項目であるメダカの有害物質産生性を確認するための実験方法の開発に取り組んだ。さらに、成長ホルモン遺伝子を導入した遺伝子組換えティラピアを検出する方法の開発など、安全性評価手法や検査手法の開発に取り組んだ。日長条件の調節により成熟を制御したカンパチ親魚の成熟の同調性を高めるためには水温調節が有効であることを示すなど、安定的な周年大量採卵技術の開発を進めた。500L の小型水槽を用いたクエの種苗生産に成功するとともに、さらに小型の8L水槽を用いた稚魚の共食いサイズ判定実験系を開発した。アサリの後期幼生は、海水塩分の急減により速やかに着底することを示した。タイラギでは、飼育装置の改良により幼生の生残・成長が高まることを確認するとともに、万単位の稚貝を得るなど、海産無脊椎動物の幼生や稚貝等の安定的生産に必要な技術の開発や改良に取り組んだ。タイラギでは、稚貝の大量生産の目途が立ち、増養殖への展開が期待されるなど、成果の水産業での実用化に向けて大きく進展した。ブリ、ヒラメ及びノリの遺伝子に関する成果は、ゲノム情報に基づく選抜等によって耐病性や環境耐性等を有する優良品種を作出する技術の開発に繋がると期待される。
研究分担薄浩則
吉浦康寿
岡本裕之
荒木和男
吉田一範
島康洋
藤吉栄次
尾島信彦
福井洋平
尾崎照遵
中野昌次
山崎英樹
藤原篤志
有元操
濱田和久
兼松正衛
薄浩則
名古屋博之
長副聡
松山幸彦
協力分担関係東京農工大学大学院工学研究院
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
国立医薬品食品衛生研究所
奈良県立医科大学健康政策医学講座
予算区分農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 委託プロ・生産現場[養殖・漁業生産技術] 委託プロ[国際連携による気候変動プロ]
業績(1) Mass mortality event of the blood cockle, Anadara granosa, in aquaculture ground along Selangor coast, Peninsular Malaysia
(2)スサビノリの高水温耐性に関与する新規遺伝子の同定
(3)対馬周辺海域におけるアカムツの生殖年周期
(4)食品用カップを使ったウニ種苗生産のための餌開発試験
(5)Toward the improvement in low fishmeal feed utilization for aquaculture fish: an approach from fish physiology
(6)カンパチ養殖における種苗の適正な沖出し時期の検討
(7)飼育容器と餌濃度がタイラギ稚貝の成長に及ぼす影響
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(10)
(11)
(12)プロトプラスト選抜技術の安定化と高水温負荷による選抜技術の開発
(13)「南予地域発」新規マグロ類「スマ」の早期種苗完全養殖システムの構築 中「産卵若齢化、早期成熟の内分泌制御技術の開発」
(14)Genetic diversity and population structure of pronghorn spiny lobster Panulirus penicillatus in the Pacific region.
(15)Construction of a high-coverage bacterial artificial chromosome library and comprehensive genetic linkage map of yellowtail Seriola quinqueradiata 
(16)Exposure to oxidative by-products during metamorphosis affects pigmentation patterns in flounder, Paralichthys olivaceus
(17)暖海性アマノリ類の遺伝資源としての有用性の検討
(18)稚ナマコの無換水飼育実験系構築の諸条件
(19)クルマエビの初期環境水温と性比
(20)塩分がアサリ成熟幼生の生残・成長と着底に及ぼす影響
(21)給餌量がアサリの産卵と放精に及ぼす影響
(22)魚類のde novo アセンブリにおける半数体ゲノムの有用性の検証
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(25)
(26)大西洋サケの育成・繁殖特性及び在来サケ科魚類との競合性に関する研究
(27)優良アコヤガイの導入等による真珠品質の向上と安定化の実証研究
(28)大課題研究成果報告
(29)細菌産生物質の探索と細菌添加による遺伝子発現の比較解析による効率的育種技術の開発
(30)低温飼育による空ウニの品質改善
(31)ノリの高水温耐性に関わる新規遺伝子を発見
(32)日本国内6地点におけるアサリの生殖周期
(33)カンパチ種苗生産における仔稚魚の体サイズ差と攻撃行動および共食いの関連
(34) Promotion of initial swim bladder inflation and effect of initial inflation failure on skeletal malformation in cultured seven-band grouper Hyporthodus septemfasciatus (Thunberg)
(35)スサビノリプロトプラストの生残と生長に対する抗生物質の影響
(36)底生微細藻類が垂下養殖アサリの成長に及ぼす影響
(37)クエ稚魚の摂餌量と成長量の季節変化および夏季の個体成長ー大きな個体はさらに大きくなるのかー
(38)飼育条件の異なるカンパチ人工種苗の形態
(39)PCRを利用したコイとフナ類の判別手法の開発
(40)実験池内におけるアサリ成貝の長期飼育方法の検討
(41)LED光源下におけるマコガレイの網膜運動反応とストレス応答
(42)
(43)
(44)垂下養殖アサリの成長に影響を与える要因
(45)「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業」(うち産学の英知を結集した革新的な技術体系の確立) 網羅型研究 研究成果報告書 (単年度評価用)
(46)ゲノム情報を利用したブリ類の短期育種技術の開発、ハダムシ抵抗性に関与する遺伝子座の同定と選抜育種用のマーカーの開発
(47)有用家系の不妊化技術の開発(3倍体の作出技術の開発)
(48)ブリの高成長選抜家系の作出
(49)生産者ニーズの高い形質を有するマグロ創生
(50)Maximum prey size estimation of longtooth grouper, and predation experiments on juvenile cannibalism
(51)DNAマーカーによるコイとフナ類の雑種判別
(52)Analysis of nucleotide variation of aromatase gene in Salmonid fishes and its application to species distinction
(53) 形態異常軽減技術
(54)Dietary shifts in the juvenile sea urchin Strongylocentrotus intermedius associated with the development of digestive enzymes
(55)海外まき網漁業における網目合と漁獲物サイズの関係
(56)競合酵素免疫測定法によるカンパチの生殖腺刺激ホルモン測定系の確立
(57)Identification of Quantitative Trait Loci (QTL) and Marker-Assisted Selection (MAS) using by genomics information in yellowtail (Seriola quinqueradiata)
(58)クエおよびマハタ仔魚のアルテミア摂餌選択性
(59)ティラピア組換え体ゲノムにおける同種由来成長ホルモン遺伝子のコピー数定量法の開発
(60)クエ稚魚における低塩分耐性と低塩分飼育による成長率の改善
(61)トラフグ優良品種作出に向けたがん関連遺伝子検査法の開発
(62)スサビノリ形態形成促進菌のノリへの効果的な添加条件の検討
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(68)ハタ類の鰾と形態異常について
(69)組換え魚の安全性に関する研究
(70)マレーシアにおけるハイガイ養殖の生産阻害要因
(71)平成26年度二枚貝資源緊急増殖対策委託事業「タイラギ人工種苗生産技術を活用した資源増殖法の開発」報告書3)タイラギ人工種苗から親貝までの育成技術の開発
(72)Isolation of Hyphomonas strains that induce normal morphogenesis in protoplasts of the marine red alga Pyropia yezoensis
(73)Fatty acid content in muscles of amago salmon homozygous or heterozygous for a growth hormone transgene
(74)Cone Photoreceptor Arrangement at Metamorphosis in the Marbled Sole Pleuronectes yokohamae
(75)Sulfitobacter pacificus sp. nov., isolated from the red alga Pyropia yezoensis
(76)クエおよびマハタ仔稚魚の摂餌日周性と日間摂餌量の推定
(77)クエ背鰭陥没異常の発現場所と発現時期
(78)Strategy for breeding study of fisheries organisms by FRA
(79)ほ乳類培養細胞を用いたマダイ生殖線刺激ホルモンの作製とその利用
(80)Development of a radioimmunoassay for FSH, and the secretion and regulation of GTHs of the red seabream, Pagrus major
(81)アロマターゼ遺伝子(CYP19b-1)を利用したサケ科魚類の種間交雑の確認
(82)閉鎖性海域における栄養塩と生物生産との関係
(83)カンパチにおける低魚粉飼料に適した家系作出を目指して-Ⅰ~人工種苗に低魚粉飼料を長期給与した場合の成長~
(84)
(85)
(86)平成26年度 アマノリ三浦コレクションの特性に関する研究報告書
(87)Changes of expression and cellular localization of insulin-like growth factor I in ovaries during ovarian development of yellowtail
(88)GnRHによるマダイのGTH分泌制御
(89)Characterization of expression and cellular localization of ovarian insulin-like growth factor 1 and 2 during ovarian development of yellowtail Seriola quinqueradiata
(90)Changes of expression and cellular localization of insulin-like growth factor 1 and 2 in ovaries during ovarian development of yellowtail Seriola quinqueradiata
(91)ゲノム解析を含めた分子生物学的研究の基本と水産育種研究における研究方向
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(98)タイラギ人工種苗生産手法の開発
(99)共生細菌の添加による安定的な育種方法の検討
(100)メダカの交雑性、有害物質産生性に関する研究
(101)次世代の食糧安全保障のための養殖技術研究開発(分子育種のためのDNAマーカーの研究開発)
(102)平成26年度二枚貝資源緊急増殖対策委託事業「タイラギ人工種苗生産技術を活用した資源増殖法の開発」報告書2)タイラギ人工種苗生産手法の開発
(103)タイラギ稚貝の大量生産に成功
(104)タイセイヨウサケ組換え体におけるマスノスケ成長ホルモン遺伝子のゲノムあたりコピー数の定量法の開発
(105)西部遠州灘におけるクルマエビの産卵開始と終了の時期
(106)Assessment of fertilization ability of cryopreserved sperm in fish using interspecific hybridization
(107)トラフグの効率的な選抜育種のための水温調節による飼育期間の制御
(108)TILLING法を用いた養殖魚の品種改良
(109)生活史初期におけるエゾバフンウニの食性と消化酵素活性の変化
(110)人工交配によるクルマエビの育種技術開発の試み
(111)
(112)
(113)
(114)
(115)ブリのゲノム解析による新たなSNPの同定とハダムシ抵抗性領域の詳細化「ブリにおけるハダムシ抵抗性候補遺伝子の改変技術の開発」
(116)有明海産タイラギを用いた人工種苗大量生産技術の開発
(117)瀬戸内海東部における DNA マーカーによるクルマエビの放流効果推定
(118) Spawning season and larval occurrence of blood cockle (Anadara granosa) off the Selangor coast, Peninsular Malaysia
(119)Characterization and gene expression analyses of gonadotropin receptors in greater amberjack (Seriola dumerili) ovaries
(120)Expression profiles of follicle-stimulating hormone and luteinizing hormone gene expression during oocyte development in cultivated yellowtail, Seriola quinqueradiata
(121)タイラギ3型の形態的種判別基準の検討:表現型か,遺伝子型か?
(122)ゲノム編集によるトラフグの育種戦略
(123)ササウシノシタの成熟・産卵
(124)Factors affecting growth of the short-necked clam Ruditapes philippinarum in the hanging culture.
(125)養殖雌クロマグロの加齢に伴う繁殖特性の変化
(126)
(127)
(128)コイの交雑性に関する研究
(129)平成26年度二枚貝資源緊急増殖対策委託事業「タイラギ人工種苗生産技術を活用した資源増殖法の開発」報告書1)タイラギ親貝の養成と良質卵の安定確保技術の開発
(130)瀬戸内海地区アサリ情勢報告
(131)噛み合いによる減耗を低減する切歯低形成トラフグの作出基盤の開発
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030217038
収録データベース研究課題データベース

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