寒冷地の土地資源を活用した自給飼料の省力・省資源・生産利用技術の開発

寒冷地の土地資源を活用した自給飼料の省力・省資源・生産利用技術の開発

課題番号2014025526
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2011-2015
年度2014
研究問題(2) 自給飼料基盤の拡大・強化による飼料生産性向上と効率的利用技術の開発
大課題土地資源を高度に活用した飼料生産・供給と通年安定調製給与技術の開発
中課題寒冷地の土地資源を活用した自給飼料の省力・省資源・生産利用技術の開発
大項目食料安定供給のための研究開発
中項目(2) 自給飼料基盤の拡大・強化による飼料生産性向上と効率的利用技術の開発
摘要寒冷地における省力・省資源自給飼料生産技術に関しては、
a) トウモロコシ栽培における最適リン酸施肥量は、可給態リン酸が100~250mg/kgの場合は20kg/10a、可給態リン酸が250mg/kg以上の場合は10kg/10aであることを示した。また、ヘアリーベッチ緑肥の平均養分供給量は、連作3年間の平均でリン酸10kg/10a程度、窒素7.5kg/10a程度であることを明らかにした。
b) トウモロコシサイレージの好気変敗防止には、ロイテリン産生乳酸菌の添加とともに濃厚飼料の混合も有効であることを明らかにした。
c) 飼料用ダイズの実証栽培からヘアリーベッチのリビングマルチは雑草抑制効果が高く、ダイズを密植するほど乾物収量が高くなることを明らかにした。飼料用ダイズは、青立ち状態に陥っても発酵品質がよく、栄養価の高いサイレージが調製できること、及びダイズホールクロップサイレージの植物性エストロゲン含量はサイレージ発酵が進むほど増加することを明らかにした。
d) ペレニアルライグラス(Pe)草地とケンタッキーブルーグラス(Kb)草地を造成直後から低N施肥で管理した場合の牧養力は、造成2年目まではPe草地の方が高いが、3年目には逆にKb草地の方が高くなることを明らかにした。
e) 草地内のネムノキは、その樹冠下にある牧草の生育を大きく妨げない光環境を提供する上、落葉が土壌の窒素肥沃度を向上させるため、樹冠下の牧草は無施肥で年間4~6t/haの乾物生産量を示すことを明らかにした。
研究分担魚住順
協力分担関係岩手県農業研究センター畜産研究所
予算区分技会交付金研究 委託プロ・生産現場[低コスト] 文科省・JST競争的資金
業績(1)Interseeding a Cover Crop as a Weed Management Tool is More Compatible with Soybean than with Maize in Organic Farming Systems
(2)White clover living mulch controlled only by mowing supplies nitrogen to corn
(3)北東北地域におけるフェストロリウム(×Festulolium Braunii)品種「東北1号」の耕作放棄水田跡地への導入適性
(4)ネムノキ(Albizia julibrissin Durazz.)がオーチャードグラス(Dactylis glomerata L.)の生育と飼料成分特性に及ぼす影響
(5)乳酸菌Lactobacillus coryniformisおよびグリセロールの実験室規模トウモロコシホールクロップサイレージへの接種効果
(6)イタリアンライグラス(Lolium multiflorum Lam.)のリビングマルチとしての利用がサイレージ用ダイズ(Glycine max (L.) Merr.)の飼料成分に及ぼす影響
(7)若刈牧草とホールクロップサイレージ大豆の連続栽培による高タンパク質飼料生産
(8)北東北のオーチャードグラスとイタリアンライグラス優占の採草地を利用した冬季放牧が翌年収量と栄養価に及ぼす影響
(9)北東北地域の飼料イネ湛水直播栽培における栽培管理と各種要因がタイヌビエ の収穫期残存量に及ぼす影響
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030217077
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat