日光温室等の活用による温暖地における高収益・安定生産施設園芸技術の開発

日光温室等の活用による温暖地における高収益・安定生産施設園芸技術の開発

課題番号2014025544
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2011-2015
年度2014
研究問題①日本型の高収益施設園芸生産システムの構築
大課題日光温室等の活用による温暖地における高収益・安定生産施設園芸技術の開発
中課題日光温室等の活用による温暖地における高収益・安定生産施設園芸技術の開発
大項目食料安定供給のための研究開発
中項目(4) 園芸作物の高収益安定生産システムの開発 
摘要省資源パイプハウスの開発に関しては、
a) 開発した日本型日光温室を寒冷地向けに改良して実証試験(岩手県陸前高田市)に供し、寒冷地においても保温性の高い構造であること、耐荷重502N/m2であり耐積雪性があることを示した。
b) パイプハウスのリノベーションを図る技術としてダブルアーチ化補強技術の普及を推進するために、本技術を中心とする施工マニュアルを作成、配布した(技術指導による普及面積は約5ha)。
中山間地域等における施設生産技術に関しては、
a) 温室の密閉条件において、二酸化炭素施用効率を高める技術として局所施用がよいこと、循環扇の配置は両妻面を結ぶ中央線上で気流が対向する循環流を生じさせる配置がよいことを示した。
b) 細霧噴霧ノズル付き循環扇を用いた簡易な細霧冷房システムについて、温室内の乾湿球温度差に基づく比例制御による噴霧制御を行うことにより、温室内の平均気温を外気温並に抑制できることを明らかにした。
c) 気化冷却を利用して熱交換する簡易設置型パッドアンドファンにおいて、パッド風速が1m/s時に冷房効率が最大となることを明らかにした。
d) 日本型日光温室導入支援システムを構成する3次元室温推定モデルにおいて、布団資材の開閉時の精度はやや低いものの、実測の室温とほぼ合致することを示した。
e) 開発した太陽エネルギー利用型潅水システムを利用した簡易養液栽培での夏秋トマト栽培における肥効調節型肥料の施用について、尻腐れ果発生抑制に有効な分割施用方法など改善方向を明らかにした。
研究分担川嶋浩樹
協力分担関係愛知農総試
三重農研
東洋殖産(株)
東京インキ(株)
(株)ワールド・アグリ
住友大阪セメント(株)
日本ワイドクロス(株)
山口県農総技センター
徳島農総セ
岡山大
予算区分技会交付金研究 攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業 農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業 委託プロ・バリューチェーン[次世代ゲノム] 委託プロ・バリューチェーン[再エネ] 食料生産地域再生のための先端技術展開事業 技会・その他 生産局交付金研究 文科省[科研費]
業績(1)Work Hours and Yield for Large-Scale Tomato Production in Japan
(2)トマト低段密植栽培における子葉直上摘心後の腋芽を利用した苗の生育と収量
(3)Development of a Simplified and Highly Nutrient-Efficient Fertilization Method by Using Controlled-Release Fertilizer in Tomato Cultivation
(4)Effect of Net-Covered Windbreak on Leakage Rate of a Greenhouse
(5)中山間地域農家の所得拡大を目指した夏秋トマトの低コスト・省力・安定生産技術体系の取組と課題
(6)Effects of Controlled-Release Fertilizer on Leaf Area Index and Fruit Yield in High-Density Soilless Tomato Culture Using Low Node-Order Pinching
(7)岩手県沿岸地域の震災復興に資する園芸施設の現地評価
(8)建設足場資材利用園芸ハウスの新規開発とその導入による野菜・花き生産システムの構築
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030217095
収録データベース研究課題データベース

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