近年温州ミカンで問題となる秋期のハナアザミウマ類・小黒点症状の防除対策の確立

近年温州ミカンで問題となる秋期のハナアザミウマ類・小黒点症状の防除対策の確立

県名山口県
研究機関名山口県農林総合技術センター
課題種別試験研究課題
研究期間完H24-26
年度2014
概要目的、ハナアザミウマ類、小黒点症状の発生実態を現地調査等によって把握し、その発生源や発病機構等の発生生態を明らかにする。、また、効果的な農薬を選抜し、化学的防除・耕種的防除の組み合わせによる総合的な防除体系を開発する、成果、(1)全県下の産地において、柑きつ類の着色期にアザミウマ類が果実に飛来し、吸汁することが明らかになった。発生が多いのは秋期であり、主要種はハナアザミウマであった。、(2)発生確認は樹冠上部の果実同士が接する部分が最も適し、ハナアザミウマに対するものを中心に検討するべきと判明した。、(3)ハナアザミウマに対して高い効果のある複数の薬剤が明らかになった。中でもテルスターフロアブルは直接の殺虫効果、残効ともに優れた。、(4)摘果により果実の混み合いを解消すると共に、着色期に樹冠上部の果実が接した部分に本虫の飛来が認められる場合は、効果の高い剤により樹冠上部を重点的に散布することが重要であることが分かった。、(5)早生温州の小黒点症状は県下全域で見られ、6月~10月のいずれの時期にも感染が認められた。発生に関与する菌は、小黒点病の病原菌であるDiaporthe medusaea、Alternaria sp.に加え、Colletotrichum acutatumや黒点病菌など多数であることが明らかとなった。、(6)小黒点症状は、雨よけ栽培では発生がないこと、無摘果樹では発生が少ないことが明らかになった。摘果方法の検討により発生が軽減される可能性が示唆された。、(7)黒点病で使用されている薬剤が本症状の防除にも有効であることが明らかになった。また、同時に枯れ枝剪除を行うことで、薬剤による防除効果が向上することが明らかになった。、
研究分担柑きつC
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030223085
収録データベース研究課題データベース

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