複合獣種対応型被害防護柵の開発

複合獣種対応型被害防護柵の開発

県名山口県
研究機関名山口県農林総合技術センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H25-27
年度2014
概要目的、従来、イノシシ被害対策として県内の広範囲で防護柵が設置されてきた。近年は、シカ生息分布やサル遊動域の拡大により被害地域も増加している。これらの地域では、新たにシカ又はサル用の防護柵を設置するより、既設のイノシシ防護柵をシカやサルにも対応できるように改良する方が効率的であり、低コスト化も期待できるため、複合獣種に対応できる柵の開発を行う。、結果、県内の鳥獣被害広域対策協議会と連携し、現地実証試験を実施した。、東部広域協:既往成果2種と改良柵1種。改良柵の設置方法について、漏電が起きにくいように改良した。各柵でサル・イノシシ・シカの接近及び侵入は見られない。改良柵の低コスト版を設置した。、中部広域協:シカ用グレーチングGのイノシシ適応化。G深25mm(地面じか置き)でイノシシが侵入したため、G深200㎜(地面を掘り下げ)に移行後、入り口前まで接近するが侵入しない状態が継続している。タヌキはG深200mmでも歩行侵入できたが、G表面をスリット加工シートSS(ブルーシート素材)で被覆すると侵入率が有意に低下した。飼育イノシシによるG歩行試験を島根県中山間地域研究センターの施設を借用して実施した結果、G高3水準(50㎝、30㎝、10㎝)、G長3水準(4m、3m、2m)、G表面2水準(G単独、G+SS)のいずれの組合せでも歩行する能力があり、所要時間にも有意差が見られなかった。、西部広域協:既往成果1種(島根畜試方式イノシシ農地侵入防護柵)と改良柵1種。試験区にイノシシ・シカ・タヌキの接近が見られ、改良柵には侵入されていないが、既往柵ではタヌキに侵入された。既往柵で草刈り作業を3回実施したのに対し、改良柵では2回に省力化することができた。、
研究分担経営・近中四農研センター・京都大学霊長類研究所・山口大学農学部
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030223103
収録データベース研究課題データベース

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