"いつでも天敵"~天敵増殖資材による施設園芸の総合的害虫防除体系の確立・実証~

"いつでも天敵"~天敵増殖資材による施設園芸の総合的害虫防除体系の確立・実証~

課題番号2014026543
研究機関名独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター,独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター,高知県農業技術センター,福岡県農業総合試験場,鹿児島県農業開発総合センター,群馬県農業技術センター,徳島県立農林水産総合技術支援センター,石原産業株式会社 中央研究所,大協技研工業株式会社
研究期間2014-2016
年度2014
中課題"いつでも天敵"~天敵増殖資材による施設園芸の総合的害虫防除体系の確立・実証~
摘要 中課題1については、現在の主力である第2世代型のバンカーシートを開発し、耐候性や強度、薬剤やかん水等に対するシェルター効果、高い天敵増殖性等の確認を通じ、第2世代型が実用に耐える基本性能を有することを示した。一方、高温条件下(42℃以上)では天敵の生存率が低下する傾向があるため、バンカーシートの利用には注意が必要であり、特に盛夏期の設置は可能な限り避けるべきとの利用指針を示した。
 中課題2については、バンカーシート第2世代型の利用により、パック製剤等と同等、もしくはそれ以上の天敵定着性や害虫密度抑制効果を全体的に得ることができた。また、中課題1の成果と同様、夏期には施設圃場内で効果が得られにくいことが明らかとなり、バンカーシートの利用適期の選定を進める上で貴重な知見を得た。作物上でのカブリダニ類の定着性や移動分散性を向上させる補助的な技術(誘引ひも、花粉散布等)も一定の成果をあげており、バンカーシートとの有機的な組み合わせが今後のテーマとなる。
 中課題3については、共同戦略連携協定締結県を含む15県の研究機関・普及機関の協力を得て、試験場内や生産者圃場で野菜類・果樹類の試験を実施中であり、バンカーシート第2世代型を用いた天敵定着や害虫密度抑制におおむね成功している。
 全体として計画通りに進捗しており、今後も第2世代型を中心とした試験等を計画通り遂行し、バンカーシートの完成に向けた最終判断を早急に進める予定である。
予算区分農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030225391
収録データベース研究課題データベース

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