飼料米を利用した卵重制御及び保存性の高い鶏卵の生産b.抗酸化能付与による保存性の高い鶏卵の生産

飼料米を利用した卵重制御及び保存性の高い鶏卵の生産b.抗酸化能付与による保存性の高い鶏卵の生産

課題番号2014027467
研究機関名(国) 東北大学,農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所
研究期間2010-2014
年度2014
中課題飼料米を利用した卵重制御及び保存性の高い鶏卵の生産b.抗酸化能付与による保存性の高い鶏卵の生産
摘要飼料用米給与による鶏卵の保存性への影響を調査するため、産卵鶏(ボリスブラウン種)80羽を5群に分け、(1)粉砕トウモロコシ60%配合の市販飼料(対照区)、(2)市販飼料のトウモロコシ60%を全粒籾米に全量代替した飼料(全量代替区)、(3)全量代替区の飼料に米油1.5%を添加した飼料(米油1.5%区)、(4)全量代替区の飼料に米油3.0%を添加した飼料(米油3.0%区)、(5)全量代替区の飼料に米油1.5%と米ぬか1.5%を添加した飼料(米油1.5%+米ぬか1.5%区)の5飼料をそれぞれ給与し、産卵後に保存しない鶏卵(0日間保存)と20℃で28日間保存した鶏卵について、卵黄中脂質過酸化物(TBARS)含量を測定した。その結果、対照区に比べて全量代替区では低い傾向を示し、米油を添加した飼料を給与した他の3区では有意に低かった。また、この区間差は、28日間保存の鶏卵でも、全く同じに存在した。一方、山梨県下の農家において産卵鶏1,000羽規模で実施した実証試験では、飼料中トウモロコシを全粒籾米に半量代替した飼料を産卵鶏に給与し、卵黄中脂質過酸化物含量を測定した。その結果、全粒籾米への半量代替においても卵黄中脂質過酸化物含量の低下傾向が確認できた。以上の結果より、産卵鶏への全粒籾米給与は抗酸化能の付与となり、生産される鶏卵中の酸化は抑制されるものと判断され、保存性の高い鶏卵の生産に繋がると期待できた。
予算区分委託プロ・生産現場[低コスト]
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030226262
収録データベース研究課題データベース

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