ピロリジジンアルカロイド類分析用標準試薬の作製と分析法の検討

ピロリジジンアルカロイド類分析用標準試薬の作製と分析法の検討

課題番号2014027740
研究機関名(国)千葉大学,(国)千葉大学
研究期間2013-2014
年度2014
中課題ピロリジジンアルカロイド類分析用標準試薬の作製と分析法の検討
摘要・各種文献データベースを活用し、ピロリジジンアルカロイド類の含有についての報告がある植物種(キク科、ムラサキ科、マメ科等)と、含まれる各ピロリジジンアルカロイド類の構造等の情報を網羅的に収集し、リスト化した。

・日本で栽培又は採取される植物のうち、ピロリジジンアルカロイド類を含有する既知植物であるコンフリー*(Symphytum officinale)及びフキ(Petasites japonicus)、並びに含有の可能性があるモミジガサ(Parasenecio delphiniifolius)及びスイゼンジナ(Gynura bicolor)を選定し、各植物試料を収集して詳細なピロリジジンアルカロイド類の探索を行った。
実態調査に必要な分析用標準試薬として使用できる高純度のピロリジジンアルカロイド類合計16種(コンフリーから12種、フキから4種)を単離し、これらのうち新規のピロリジジンアルカロイド類2種については構造を決定した。なお、今回の研究では、モミジガサ及びスイゼンジナ中にピロリジジンアルカロイド類の存在を認めなかった。

・ピロリジジンアルカロイド類の分析法の予備検討では、LC-MS/MSにおいて、m/z 120(マススペクトルの横軸)のピークがピロリジジンアルカロイド類の存在の確認に有用であることを明らかにした。また、薄層クロマトグラフィーにおいて、Mattocks-Molyneux試薬が発色試薬としてピロリジジンアルカロイド類の存在の確認に効果的である可能性を示した。

*国内では、コンフリーの食利用が現在禁止されているが、ピロリジジンアルカロイド類を含有することが明らかであり、標準試薬を入手する上で重要であるため、研究対象とした。
予算区分消費・安全局[レギュラトリー・サイエンス]
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030226520
収録データベース研究課題データベース

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