日光温室等の活用による温暖地における高収益・安定生産施設園芸技術の開発

日光温室等の活用による温暖地における高収益・安定生産施設園芸技術の開発

課題番号2015027804
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2011-2015
年度2015
研究問題①日本型の高収益施設園芸生産システムの構築
大課題日光温室等の活用による温暖地における高収益・安定生産施設園芸技術の開発
中課題日光温室等の活用による温暖地における高収益・安定生産施設園芸技術の開発
大項目食料安定供給のための研究開発
中項目(4) 園芸作物の高収益安定生産システムの開発 
摘要省資源パイプハウスの開発に関しては、_x000D_
a) 建設足場資材利用園芸ハウスについて、その適用範囲を寒冷地へ拡大するために岩手県陸前高田市における実証試験を通じて、内 張りの施工技術を開発し密閉性を向上させた。_x000D_
b) 中山間地域の地形に起因するハウスの強風被害の軽減を図るため、対象地域の平均風速等を推定する風況シミュレーションプログ ラムを開発した。_x000D_
c) 日本型日光温室における室温推定モデルを作成するとともに、多層断熱資材と水蓄熱による暖房負荷軽減技術及びハウスのダブル アーチ化による補強技術については講演やマニュアル配布により技術の普及を図った。_x000D_
d) 太陽エネルギーにより駆動する日射量対応型自動潅水装置に加え、液肥混入機が不要なCRF(肥効調節型肥料)による養液栽培システムを開発し、トマト4段密植栽培において、従来の養液栽培と同等の可販収量が得られることを明らかにした。_x000D_
e) 太陽エネルギーにより、巻き上げ換気や遮光カーテンを稼働させるハウスの環境制御が可能であることを明らかにする一方、制御 機器の待機電力が消費電力量の約90%を占めることなどの課題を示した。_x000D_
f) ハウスにおける暖房時の投入エネルギー量の削減を図る上で、多層断熱資材や防風ネットの利用及びハウス内設置する蓄熱材とし て水や特殊コンクリートは暖房負荷軽減効果があることを明らかにした。_x000D_
中山間地域等における施設生産技術に関しては、_x000D_
a) 地域資源や既存ハウスの有効利用を図るため、循環扇、簡易設置型パッドアンドファン、杉皮培地利用バック、日射量対応型自動 潅水装置等を導入した技術体系により、夏秋トマト作で慣行(簡易雨よけ)の約1.5倍(15.7t/10a)の収量が可能であることを実証した。_x000D_
b) トマトと葉菜類を組み合わせた2作連続低段密植栽培の生産体系では、所得が慣行の約2倍となるのに対して作業労働時間は約1.7倍で済み、労働生産性(時間当たりの所得)は約17%向上することを示した。_x000D_
協力分担関係東洋殖産(株)
東京インキ(株)
(株)ワールド・アグリ
住友大阪セメント(株)
日本ワイドクロス(株)
京 都工繊大
東京インキ(株)
(株)エフ・ピー・エス
岡山大
各県公設農業研究所
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030226614
収録データベース研究課題データベース

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