分子生物学的手法による新形質花きの創出

分子生物学的手法による新形質花きの創出

課題番号2015027809
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2011-2015
年度2015
研究問題①日本型の高収益施設園芸生産システムの構築
大課題分子生物学的手法による新形質花きの創出
中課題分子生物学的手法による新形質花きの創出
大項目食料安定供給のための研究開発
中項目(4) 園芸作物の高収益安定生産システムの開発 
摘要青色や黄色の花色等新形質を有する花きの開発に関しては、_x000D_
a) クロロフィル分解酵素遺伝子の発現を活性化する転写因子遺伝子(ANAC046)をシロイヌナズナから単離した。ANAC046の機能抑制 用コンストラクトをペチュニア淡黄花品種「カリフォルニアガール」に導入した結果、クロロフィル量が増加し黄緑色に着色した花冠を持つ形質転換体を獲得した。_x000D_
b) カーネーションのカロテノイド生合成系遺伝子であるフィトエン合成酵素遺伝子(PSY)及びリコペンεサイクラーゼ遺伝子(LCYE)の過剰発現用コンストラクト4種類をカーネーション品種「セトノオトメ」へ導入したが、目視で黄色味が増した系統は得られなか った。_x000D_
c) さらに、新形質を有する花きの開発に関して、トランスポゾンの転移が活性化したトレニアの変異体「雀斑」は、自殖するだけで 新たな変異体を高い率で生じることを明らかにした。_x000D_
詳細遺伝子地図の作成等の基盤技術の開発に関しては、_x000D_
a) 晩生で日持ち性の優れる系統「806-46b」と早生で日持ちの短い品種「ミズキ」とのF2集団を用いて、285個のSSRマーカー及び2,119個のRADマーカーで構成される全長971.5cMのカーネーションの詳細連鎖地図を作成した。_x000D_
b) QTL解析の結果、日持ち性に関わるQTLを第9連鎖群(LOD値5.2、寄与率22.9%)に、早生性に関わるQTLを第10連鎖群(LOD値4.1、 寄与率19.8%)に見出した。_x000D_
c) 早生系統と日持ち性、萎凋細菌病抵抗性の系統を交配し、得られた系統について開花開始時期、日持ち日数を調査し、選抜を進め た。良日持ち性で収量性にも優れる「カーネ愛農1号」を愛知県と共同で育成し、品種登録出願した。_x000D_
協力分担関係横浜市立大
奈良先端大
筑波大学
かずさDNA 研究所
農業生物資源研究所
産業技術総合研究所
サントリーグローバルイノベーションセンター
イノチオ精興園
愛知県農業総合試験場
長崎県農林技術開発センター
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030226619
収録データベース研究課題データベース

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