ゲノム選抜育種による病害抵抗性品種開発の加速Ⅰ

ゲノム選抜育種による病害抵抗性品種開発の加速Ⅰ

県名北海道
研究機関名地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H25~29
年度2015
概要目的:病虫害抵抗性は多くの場合、少数の作用力が大きな遺伝子が存在することが多く、これらを対象にしたMarker-Assisted Selection (MAS)が効果的である。広く普及している品種で、食味等では優れるが病虫害抵抗性に課題の残る品種は多い。一方、SNPアレイ等、迅速にゲノムワイドのジェノタイピングがなされるようになってきた。効率的な連続戻し交配とMASによって、上記のような品種に病虫害抵抗性を付与した品種候補系統を迅速に開発することが可能である。本課題では、「きたゆきもち」にいもち病圃場抵抗性遺伝子pi21を導入した品種候補系統を連続戻し交配とMASによって早期に開発する。、成果:1)2015年3月に369粒のBC3F1種子を採種した。BC3F1世代の171個体についてMASを行い、92個体がpi21をヘテロ型で保有していた。さらに、フリューダイム解析によりゲノム背景を調査した結果、残存率が低くpi21近傍以外の残存領域が1~2か所である2個体を得た。これらを自殖させて448粒のBC3F2種子を採種した。、(2)448粒のBC3F2種子のうち232粒を播種し、育苗中にMASを行った。このうち49個体がpi21ホモ型であった。これらをさらにフリューダイム解析した結果、pi21近傍以外の残存領域がなく、pi21の極近傍がドナー型で固定されている2個体の有望個体を得た(表2)。有望個体のグラフィカルジェノタイプは図1で示された。上記の個体のように、pi21近傍以外の残存領域がなく、pi21の極近傍がドナー型で固定されている2個体を自殖させてBC3F3種子を2016年2月に採種予定である。、(3)削り込み材料の作成では、夏期にBC3F1個体、冬期にBC3F2個体を父本とした交配を行った。結果、夏期交配ではBC4F1種子を102粒採種した(上15交306)。これらは、冬期にF1養成を行い、2016年2月にBC4F2種子を採種予定である。また、冬期交配ではF1種子を2016年2月に採種予定である(上15交325)、、、、、
研究分担研究部水稲G
予算区分受託(国費・独法)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030226834
収録データベース研究課題データベース

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