リン酸肥料のセル成型苗施肥によるブロッコリーの本圃減肥技術の確立

リン酸肥料のセル成型苗施肥によるブロッコリーの本圃減肥技術の確立

県名北海道
研究機関名地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H27~29
年度2015
概要〇研究の目的: ブロッコリーのセル成型苗にリン酸を増肥することによる、本圃の施肥量削減技術を確立する。、〇研究内容 、 1)ブロッコリーのセル成型苗用培土に適したリン酸肥料の検討(H27~28年度) 、 2)セル成型苗施肥による本圃の減肥可能量の把握(H27~29年度) 、〇成果概要: 1)過石(粒)を用いてリン酸濃度を調製した培土のpHは、1500mg/Lが6.1、300mg/Lが5.6、500mg/Lが5.4、1000mg/Lが5.0であり、リン酸濃度が高くなるのに伴い、明らかに低下した。重過石、過石(粉)、重焼リンも同様の傾向であり、10000mg/Lでは過石(粉)<過石(粒)<重過石<重焼リンの順に低かった。一方、熔リンでは、培土リン酸濃度が高くなるのに伴い、わずかにpHが上昇する傾向にあった。、 2)過石(粒)を用いてリン酸濃度を調製した培土のECは、1500mg/Lが1.0、300mg/Lが1.8、500mg/Lが2.4、1000mg/Lが3.4であり、リン酸濃度が高くなるのに伴い、明らかに上昇した。重過石、過石(粉)、重焼リンも同様の傾向であり、10000mg/Lでは過石(粉)>過石(粒)>重過石>重焼リンの順に高かった。一方、熔リンでは、5000mg/Lまでは対照と同程度であり、10000mg/Lでは0.73と、対照に比べわずかに低くなった。、 3)育苗試験における1株乾物重は、熔リン系列を除く4系列において、リン酸濃度が高くなるのに伴い低下する傾向にあり、1株乾物重が対照の80%以下になるのは、重過石と過石(粉)では5000mg/L、過石(粒)では1000mg/Lであった。一方、これら4系列のリン酸含有率量は、リン酸濃度が高くなるのに伴い高くなり、10000mg/Lでは、過石(粉)>過石(粒)>重過石>重焼リンの順に高かった。、 4)春まき(圃場A)の対照培土の調製収量は、リン酸施肥14kg/10aが1376kg/10a、7kg/10aが1208kg/10a、0kg/10aが1116kg/10aであり、リン酸施肥量が少なくなるのに伴い低下した。リン酸施肥量0および7kg/10a系列の過石3000、熔リン3000の調製収量は、リン酸施肥14kg/10a・対照培土区とほぼ同程度であった。、 5)初夏まき(圃場D)の対照培土の調製収量は、リン酸施肥量に係わらずほぼ同程度であった。
研究分担研究部生産環境グループ
予算区分道単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030226874
収録データベース研究課題データベース

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