スギ間伐木を加害する穿孔性害虫の生態解明と防除方法の開発

スギ間伐木を加害する穿孔性害虫の生態解明と防除方法の開発

県名富山県
研究機関名富山県農林水産総合技術センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H26-28
年度2015
概要・粘着シートからは、ヒメスギカミキリ、トドマツオオキクイムシとハンノキキクイムシが同定された他、サクキクイムシとクワノキクイムシも捕獲された。ヒメスギカミキリは4月中旬に伐採された試料木から特異的に捕獲された。試料丸太の表面の穿入孔からは、ハンノキキクイムシと、同種に比べて小径のもの(キクイムシ sp.と表記)も観察された。伐採時期ごとの両種の穿入孔は、樹皮が剥がれた部分に偏在しており、木口面への大量穿入も観察された。また、ハンノキキクイムシの穿入孔は4~7月の下旬に、キクイムシ sp.の穿入孔は6月下旬と7月下旬に伐採された試料木に見られた。割材用丸太のトドマツオオキクイムシの穿入孔は、5月下旬にわずかに観察された。ハンノキキクイムシの穿入孔は、5月下旬と7月下旬に多く、二山型の出現パターンを示した。また、キクイムシsp.の穿入孔は6月下旬に伐採された試料木で多かった。カミキリムシ類とキクイムシ類とも、8月下旬以降になるとわずかしか観察されず、原木を山林に2週間程度放置しても、ほとんど加害されないことが確かめられた。ただし、被害を完全に回避するためには、伐採直後に山林から搬出する対策が必要であること考えられた。その他の害虫として、オオゾウムシやニホンキバチの穿入も確認されているが、2週間を超える長期間、原木を山土場に放置しなければ、被害を免れうることが期待された。、
研究分担森林環境課
予算区分国補(農水省)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030230073
収録データベース研究課題データベース

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