県育成オリジナル品種の栽培技術の確立1 県育成ブドウ品種の栽培技術の確立、(1)露地栽培での高品質安定生産に向けた技術の検討

県育成オリジナル品種の栽培技術の確立1 県育成ブドウ品種の栽培技術の確立、(1)露地栽培での高品質安定生産に向けた技術の検討

県名山梨県
研究機関名山梨県果樹試験場
課題種別試験研究課題
研究期間H26~28
年度2015
概要1)「甲斐のくろまる」の高品質安定生産方法の検討、a 着粒安定効果の検討:処理区①(展葉6~8枚時F2ppm+開花始めF5ppm処理)と処理区②(開花始めF5ppm処理)を比較したところ、着粒密度に差はみられなかった。開花始めにF5ppmを処理することで着粒安定することから、栽培の手引きから展葉6~8枚時のF2ppm処理を削除した。、 本年はいずれの処理区も果粒重が16g以上で果房重も500gを超えた。房づくり時の花穂長4cm、果粒数35粒程度にすると、果房重500gの果房生産が可能であると思われた。、b 着粒安定のための1回目GA処理時期の検討:収穫前の良果房率(コンテナ出荷可能割合)は5~8分咲き処理が29%、10分咲き処理が85%、満開3日後処理が65%であり、10分咲き時に処理することが重要であると思われた。なお、いずれの処理区も果粒重は14gを超え、概ね果房重500gの果房生産が可能であった。、c 密着果房生産方法の検討:1回目GA12.5ppm処理区、GA1回処理区、慣行区を比較したところ、1回目GA12.5ppm処理区とGA1回処理区が支梗や小果梗が短くなる傾向がみられた。一方、果粒重をみるとGA1回処理区は他の区に比べ1g程度少なくなった。このことから、1回目GA処理濃度を12.5ppmにすることで、商品性が高い密着果房が生産できるものと思われた。、d 昨年度優良事例の再現試験:昨年度の現地優良事例(開花前F5ppm+1回目GAにF5ppm加用)を再現した結果、慣行処理に比べ良果房率が高かった。なお、この処理方法は登録適用外であるため、現在のところ現場での使用は出来ない。、e 落蕾の発生要因の把握(現地調査):101-14台木と5BB台木での比較では、甲府3園(A,B,C)では101-14台が、御坂1園では5BB台が落蕾の発生は少なかった。甲府C園での観察では、開花始めのF5ppm処理が遅れると落蕾の発生が顕著になった。現地6圃場について、土壌分析及び葉・花穂の成分分析を実施した。土壌分析の結果、カルシウム、マグネシウム、カリウムが基準値より多い圃場がみられたが、落雷症の発生との関連は不明であった。葉及び花穂を分析した結果、窒素量は各圃場で大きな差はみられなかった。また、一部の圃場ではマンガンの含有量が多かったが、発生との関連は不明であった。
研究分担生食ブドウ育種科
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030230570
収録データベース研究課題データベース

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