主要農産物における殺菌剤耐性菌の発生実態解明と有効薬剤の選抜

主要農産物における殺菌剤耐性菌の発生実態解明と有効薬剤の選抜

県名岡山県
研究機関名岡山県農林水産総合センター農業研究所
課題種別試験研究課題
研究期間完H25~27
年度2015
概要 農産物に発生する病害の主要な病原菌である糸状菌(かび)において、殺菌剤耐性菌の出現による薬剤防除効果の低下が懸念されている。平成27年度は、ブドウ晩腐病およびキュウリ褐斑病について、殺菌剤耐性菌の発生実態及び耐性菌に対する有効な薬剤を検討した。その結果、以下のことが示唆された。①ブドウ晩腐病菌は、アゾキシストロビンの最小生育阻止濃度(MIC)が400ppm以上の菌株では、薬剤の防除効果が非常に低くなる菌株が多く存在するものの、MICが1ppmの感受性菌並に防除効果が認められる菌株も一部認められた。②晩腐病に対して、特に落弁期~果粒マッチ頭大期ににペンコゼブ水和剤、果粒小豆大期にアフェットフロアブルを散布する防除体系の効果が高かった。③キュウリ褐斑病菌について、チオファネートメチル、ジエトフェンカルブ、アゾキシストロビン、ボスカリドの4剤に複合耐性を示す耐性菌に有効な薬剤を明らかにするため、ポット試験で予防効果における防除価を算出した。その結果、マンゼブ水和剤(有効成分28%)の防除価は99.7と高く、SDHI剤のペンチオピラド水和剤の防除価は47.0で、同系統で交差耐性が危惧されるボスカリド水和剤の防除価7.4より高かった、等。、
研究分担病虫研究室
予算区分国庫補助(農林水産省)
業績(1)岡山県内で採集したキュウリ褐斑病菌の各種薬剤に対する感受性 畔柳泰典・井上幸次
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030232419
収録データベース研究課題データベース

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