家畜疾病の病態解明による疾病制御及び発病監視技術の開発

家畜疾病の病態解明による疾病制御及び発病監視技術の開発

課題番号2016029334
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2016-2020
年度2016
研究問題省力かつ精密な飼育管理等が可能な酪農システムの確立
大課題(14)家畜疾病の診断・予防技術の開発
中課題家畜疾病の病態解明による疾病制御及び発病監視技術の開発
大項目(1) 農業・農村の所得増大等に向けて、生産現場が直面する課題を速やかに解決するための研究開発
中項目(1) 農業・農村の所得増大等に向けて、生産現場が直面する課題を速やかに解決するための研究開発
摘要家畜健康管理システムでは、新型の体表温センサー基板と装着装置を用いて、体表温を3週間以上、安定して取得することが可能となった。季節ごとの牛の直腸温及び体表温日内変動を比較検討して、体表温データ処理法(補正法)を確立した。実験的発熱牛の直腸温及び体表温の比較検討により、発熱検知法(アルゴリズム)を作成した。ルーメン異常の早期診断法を確立するために試作した首輪中継機は、第二胃内に留置したルーメンセンサーからの無線データを99%以上の確率で受信できることを確認した。これにより、完全固形pHセンサーを用いて、ルーメン-第二胃液pHを連続測定するための基本技術が構築できた。 繁殖障害防除システムの構築については、腟内センサー及び体表温センサーのセンシングデータと排卵を誘導する黄体形成ホルモンサージ並びに排卵時期との関連を明らかにした。考案した排卵予測法を使用することで、人工授精において高い受胎率(80%)が得られた。細菌による乳房炎発症の免疫応答機序の解明については、牛の咽頭扁桃部に黄色ブドウ球菌の取り込み及び免疫学的認識をする細胞があることを初めて発見し、乳腺における抗原特異的な液性免疫の誘導の感作起点となることを示した。また、組換えカイコ発現系を用いて牛GM-CSFの大量調製に着手し、複数の試験牛に接種実験が行える精製牛GM-CSFの調製に成功するとともに、泌乳期乳房炎罹患牛で一定の体細胞数低減効果を確認した。
協力分担関係企業 4社
公設試験研究機関 4機関
大学等 10法人
国立研究開発法人 1機関
行政機関 1機関
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030236063
収録データベース研究課題データベース

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