簡易・迅速土壌診断による土壌の窒素肥沃度測定法の確立

簡易・迅速土壌診断による土壌の窒素肥沃度測定法の確立

県名宮城県
研究機関名宮城県古川農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H28~30
年度2016
概要目的:震災後の生産現場では,迅速に土壌の可給態窒素を分析し地力窒素の発現量を把握して,堆肥施用や緑肥等の地力増進作物の導入,基肥窒素量の増肥などの対策を講じ,生産性を回復させていくことが求められている。また,持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律の施行(エコファーマー制度)では,土壌診断の重要性が謳われており,環境保全型農業の推進に際し,可給態窒素や土壌の性質を調査・分析する土壌診断が不可欠となっている。これらのことから,生産現場で迅速・簡易に土壌の窒素肥沃度を測定する方法の確立が急務となっている。
成果:1)本年は,可給態窒素(風乾土,30℃,4週間,湛水培養)と土壌窒素発現量(生土,30℃,4週・8週間,湛水培養)の関係を明らかにし,可給態窒素から水稲基肥量を算出するための基礎資料を得ることを目指した。
2)生土30℃,4週間培養の土壌窒素発現量(最高分げつ期頃までの窒素量)は可給態窒素の約30%に相当し,同様に8週間培養の土壌窒素発現量(穂揃期頃までの窒素量)が約75%に相相当する。今後,可給態窒素が簡易に測定できれば,基肥窒素量等の設定に可給態窒素の活用が進むと考えられる。
研究分担土壌肥料部
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030237426
収録データベース研究課題データベース

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