水稲葯培養による画期的新品種の開発

水稲葯培養による画期的新品種の開発

県名宮城県
研究機関名宮城県古川農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H10~
年度2016
概要目的:葯培養の手法により育種年限を短縮し,耐冷・耐病性の強い良質・良食味品種や多用途品種の早期育成を図る。
成果:培養は2期に分けて行い,1期で37,926個,2期で31,428個,計69,354個の葯を置床し,15,922個のカルスを再分化培地に移植した。1期では2,714個体の緑体及び小緑体が得られ,最終的に716個体の自然倍化個体が得られた。2期では,1,156個体の緑体及び小緑体が得られ,986個体を世代促進温室で養成した。1期と2期の全組合せの平均緑体再分化率は,30.0%,1期の自然倍化率は5.7%であった。1期の2組み合わせでは,カルスの形成率が高くなったが,1組み合わせでは,緑体形成率が低くなった。2期の緑体再分化率は,昨年同様,1期よりも低下傾向であった。前年までの葯培 養作出系統の412系統を養成し,110系統を選抜した。奨励品種決定調査に配付中の「東北206号」は岡山県と愛媛県,「東北212号」は愛媛県,「東北酒217号」は,宮城県と新潟県,「東北222号」は宮城県で継続となった。葯培養育成系統のうち,早生で良食味,耐冷性で高温耐性の良質良食味の「東1660」,極早生の耐冷性"極強(10)"の良食味系統「東1566」,晩生の多収,良質良食味系統の「東1626」を次年度継続検討とした。
研究分担作物育種部
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030237440
収録データベース研究課題データベース

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