比内地鶏の飼料体系の確立および品質の安定化に関する研究

比内地鶏の飼料体系の確立および品質の安定化に関する研究

県名秋田県
研究機関名秋田県畜産試験場
課題種別試験研究課題
研究期間
(H29)

(H32)
年度2016
概要研究の目的
 2016年度までに、従来の比内地鶏の増体や肉質は維持しつつ、母鶏であるロードの産卵能力を高めた「新ロード」を作出した。しかし、この新ロードを母鶏とした比内地鶏についてはまだ最適な飼料体系が確立されていない。
 また近年、比内地鶏生産現場からは出荷時の個体間の「体重のばらつき」や、流通販売側からはそれに加え「味のばらつき」など、比内地鶏の品質のばらつきが問題となっている。
 本研究では、効率良く、品質の安定した比内地鶏生産に向けて最適な飼料体系を確立するとともに、新ロードおよび新ロードを母鶏とした比内地鶏の能力データを収集し、飼養管理方法の改善に結びつける。

試験計画
(1) 飼料給与水準に関する研究
  現行の飼料からCP、ME、飼料切替時期などを変え、基本となる最適な飼料体系を確立する。
(2) 未利用資源・付加価値化に関する試験
  県内各地で比内地鶏に給与可能と考えられる未利用資源を調査し、給与方法の検討や給与試験を行う。
(3) 新ロードの追跡調査
  新ロードと旧ロードの産卵率・初産日齢・種卵供用開始時期等について、県内の素ひな生産業者を対象に調査を行う。
(4) 比内地鶏追跡調査
地鶏生産農場で生産された比内地鶏の生産性を調査する。
 また、問題となっている発育と出荷時の体重との関係や、ばらつき、飼料体系や飼育環境と肉の品質などの関連性に
 ついても調査する。

既往の成果
(1) 三元交雑ロードを作出して性能調査を行い、現行のロードよりも産卵能力が向上し、飼料効率にも優れる交配組合せを
 発見した。
(2) 新たな組合せのロード(新ロード)を母鶏とした比内地鶏は、現行の比内地鶏の増体・肉質と同等であった。
(3) 2017年より素雛生産業者へ新ロードを供給し、2018年頃から新ロードを母鶏とした比内地鶏の生産が開始される。
研究分担比内地鶏研究部
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030237605
収録データベース研究課題データベース

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