有機農業を特徴づける客観的指標の開発と安定生産技術の開発 1 レタスの有機農産物安定生産技術体系の構築と経営評価 (1) レタス有機栽培における病害虫・土壌肥料の課題抽出とその対策技術の策定

有機農業を特徴づける客観的指標の開発と安定生産技術の開発 1 レタスの有機農産物安定生産技術体系の構築と経営評価 (1) レタス有機栽培における病害虫・土壌肥料の課題抽出とその対策技術の策定

県名長野県
研究機関名長野県野菜花き試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H25~29
年度2016
概要目的:有機農業ほ場で特徴的に認められる微生物相などの生物的指標を探索・抽出し、ほ場状態の的確な把握技術を開発するとともに、営農を安定的に実施するための体系的な生産技術を確立し、有機農業参入者の定着促進と経営の早期安定化を支援する。
成果:レタス有機栽培における重要病害の発生消長を調査したところ、5月下旬以降、すそ枯病、斑点細菌病が常発した。梅雨明け以降は高温干ばつ傾向が続き、病害の発生はしばらく無かった。9月中旬以降の天候不順により、斑点細菌病が多発した。
 微生物農薬による有機栽培レタスでの細菌病に対する防除効果を検討し、バイオキーパー水和剤は軟腐病に対し、ベジキーパー水和剤は腐敗病に対し防除効果が認められたが、斑点細菌病に対しては効果が認められなかった。
 レタスすそ枯病に対して、ニンジンとマリーゴールドで発病軽減効果が認められた。
 主要害虫に対するべたがけ資材の使用方法では、べたがけ資材を栽培期間中とおして被覆しても高温障害は発生しなかった。
 無防除栽培で発生した主な害虫はヨトウガ、オオタバコガ、タマナギンウワバであった。アブラムシ防除剤としてボタニガードESとエコピタ液剤の混用による相乗効果は無かった。
 レタス有機栽培における土壌のリン酸、カリ過剰を改善するため、窒素に比べリン酸、カリ含有率の低い混合有機質肥料について検討した。バイオノ有機sは、肥効率80%の施用量とした場合、発酵鶏糞と同等以上の肥効を示すことが明らかとなった。また、バイオノ有機sの窒素無機化は、発酵鶏糞と比べ速やかに進んだ。
研究分担環境部
予算区分受託
業績(1)高冷地有機栽培レタスにおける病害の発生動向とその対策
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030240026
収録データベース研究課題データベース

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