アスパラガス疫病をはじめとする連作障害の総合的な診断及び対策技術の開発 1 連作障害に対する総合対策技術の開発 (1) アスパラガス圃場の排水改良技術の実証 (2) アスパラガス圃場における土壌病害の発生実態解明

アスパラガス疫病をはじめとする連作障害の総合的な診断及び対策技術の開発 1 連作障害に対する総合対策技術の開発 (1) アスパラガス圃場の排水改良技術の実証 (2) アスパラガス圃場における土壌病害の発生実態解明

県名長野県
研究機関名長野県野菜花き試験場
課題種別試験研究課題
研究期間新H28~30
年度2016
概要目的:アスパラガス圃場における排水性の簡易診断技術を確立するとともに、低コストで簡易に施工可能な排水性対策技術による排水性改善効果および生育改善効果の検証を行う。
成果:水の侵入能が低く排水性が問題となっている圃場は、「下層土の土性が細粒質である」「グライ層の出現位置が50cmより浅い」「貫入抵抗値が2MPa以上となる層が30cmより浅い」のいずれかに該当していた。これらの項目を考慮した土壌透水性を改良するための湿害診断フロー図(暫定版)を作成した。
 低コストで簡易に施工可能な排水性対策技術としてカットドレーン及びパラソイラーによる排水性改善効果を検証した結果、カットドレーン処理による排水性改善効果及びパラソイラー処理による土壌膨軟化効果が確認された。

目的:生物性診断手法等を活用し、長野県内における土壌病原菌の分布や発生実態を明らかにする。
成果:北部地域のアスパラガスほ場13カ所を調査し、生育不良株から組織内分離を実施し、病害を特定したところ、立枯病、株腐病、疫病の発生が確認された。疫病の簡易診断手法として、イムノクロマト法による診断法の実用性を評価した結果、地下部を検体として供試することで高い精度の診断が可能となることを明らかにした。現地で実施可能な土壌病害の診断手法の開発に向けて、簡易な土壌消毒法を検証した結果、アスパラガスの土壌病害に対して、無処理区と比較して電子レンジによる処理(500W、10分間)で殺菌効果が確認され、アスパラガスの出芽率、地下部重および鱗芽部の褐変率が判定のポイントとなることが明らかとなった。
研究分担野菜部
環境部
予算区分受託
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030240034
収録データベース研究課題データベース

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