栄養塩供給実証試験事業

栄養塩供給実証試験事業

県名兵庫県
研究機関名兵庫県立農林水産技術総合センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H25~29
年度2016
概要目的:明石市二見浄化センターから排出された処理水が、周辺海域及びノリ漁場の栄養塩動態に与えている影響を調査するとともに、大阪湾から播磨灘への栄養塩供給に関する調査・解析を進めることによって、それらが播磨灘北東部の養殖ノリ漁場の栄養塩環境に与える効果を検証する。
成果:明石市二見浄化センター処理水放流口周辺海域の定期調査の結果、影響が認められる栄養塩分布もあり、下水処理水は近隣のノリ養殖漁場への窒素供給源となっていることは推測された。硝酸塩センサー等の観測機器を用いた連続観測では、下げ潮時に塩分の低下とDIN濃度の上昇が明瞭に確認できた。ノリ養殖漁場の沿岸側と沖合側のDIN濃度およびノリの色調を調査した結果、沿岸側のDIN濃度は沖合側に比べて有意に高い傾向にあったが、ノリのSPAD値に有意な差は認められなかった。一方、モデルシミュレーションにより表層の栄養塩濃度を計算した結果では、下げ潮時には強い東向きの流れとなり、処理水は東向きに流れ放流口東側のノリ漁場沿岸側に波及するが、南側のノリ漁場への影響は小さかった。また、二見浄化センター処理水は負荷量が小さく、放流口周辺に強い流れが存在するため、波及範囲は他の負荷源に比べて限定されることがわかった。
研究分担水産技術センター資源部、増殖部
予算区分国庫補助
(農水省)
業績(1)播磨灘北東部ノリ養殖場における栄養塩管理運転(下水処理施設)および大阪湾からの栄養塩供給に関する実証試験
(2)ノリ漁場への栄養塩供給-下水処理場における栄養塩管理運転の試み-
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030241146
収録データベース研究課題データベース

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