モモの育種効率を向上させるDNAマーカーによる選抜技術の確立

モモの育種効率を向上させるDNAマーカーによる選抜技術の確立

県名岡山県
研究機関名岡山県農林水産総合センター農業研究所
課題種別試験研究課題
研究期間継H26~28
年度2016
概要重要形質である花粉稔性、果肉色、果皮着色程度について、幼苗段階での判定を目的に、DNAマーカーの開発を行った。その結果、花粉稔性は、第6連鎖群上部の3カ所のSSR領域の多型をマーカーとした。果肉色は、カロチノイド分解酵素(CCD4)遺伝子上の変異の有無をマーカーとした。果皮着色程度は、転写制御因子(myb10.1)の変異の有無をマーカーとした。
DNAマーカーによる判定の精度を検証するため、初開花した一次選抜個体を用いて、マーカーによる判定と表現型の適合程度を検討した。その結果、花粉稔性及び果肉色判定マーカーは、すべての個体で、マーカーによる判定結果と、実際の表現型は一致しており、極めて高い精度で判定が可能であった。果皮着色程度は、表現型とマーカーの判定結果との間に一定の傾向があったものの、選抜マーカーとして用いるには、精度がやや不十分であった。
花粉稔性及び果肉色判定マーカーは極めて高い精度での判定が可能であったため、ほ場定植前の一次選抜個体の予備選抜への活用を行った。2016年は641個体に対して、花粉稔性及び果肉色判定マーカーによる判定を行い、417個体を稔性、白肉と判定し、選抜した。

研究分担果樹研究室
予算区分県単
業績(1)モモの高精度稔性識別マーカーの開発
(2)モモ花粉稔性の高精度DNAマーカーの開発 
(3)樹冠最下部の全摘果がモモ‘さきがけはくとう’の果肉の粉質化、果実品質及び収量に及ぼす影響 
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030241565
収録データベース研究課題データベース

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