フクロタケ栽培技術の開発

フクロタケ栽培技術の開発

県名高知県
研究機関名高知県立森林技術センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H27~29
年度2016
概要目的:世界三大栽培きのこといわれているフクロタケの栽培法を確立し、フクロタケを新たな商品作物として定着させることにより、高知県の中山間地域を活性化することを目的とする。
成果:当センター所有の菌株のうち3系統を用い、添加物の割合の異なる試験体において菌糸伸長量を比較した。培地基材は、一晩浸水した稲わら、栄養剤は米ぬかとコットンハル(綿実油粕)を使用した。
その結果、米ぬか添加により2系統は菌糸伸長量が有意に増加したが、1系統では有意差がみられず、系統によって効果が異なった。コットンハル添加により全ての系統で菌糸伸長量が有意に増加したが、米ぬかに比べて増加量は小さかった。
また、ガラス製温室内に設置したビニールハウス内で子実体の発生を観察した。
保湿と保温のために周囲に溝を作り水を溜め、11月以降の発生試験においては、菌床周辺温度を30~35℃程度に保つため水中に設置したヒーターで常時加温した。その結果、夏季(8~10月)に実施した試験では、植菌から55日後に子実体が発生し、冬季(11~1月)に実施した試験では、植菌から24日後に子実体が発生した。夏季の試験で子実体の発生に日数を要したのは、ハウス内最高気温が40℃を超える日があり、高温に伴う乾燥により菌糸生長に影響が出たと考えられる。いずれの試験においても培地内温度が30~39℃の期間に子実体が発生した。

研究分担森 林
経営課
予算区分県 単
業績(1)カリウム注入処理による原木栽培シイタケの放射性セシウム移行低減
(2)フクロタケ栽培技術の開発
(菌糸の伸長に適した温度・pHの解明)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030242452
収録データベース研究課題データベース

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