寒地大規模畑輪作の生産基盤強化によるICTスマート農業システムの実現に向けた技術体系の確立

寒地大規模畑輪作の生産基盤強化によるICTスマート農業システムの実現に向けた技術体系の確立

課題番号2017029933
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2016-2020
年度2017
研究問題担い手の規模拡大や高生産性営農を可能とする北海道畑作営農システムの確立
大課題(3)寒地大規模畑作営農及び自給飼料活用酪農システムの実現に向けた技術体系の確立
中課題寒地大規模畑輪作の生産基盤強化によるICTスマート農業システムの実現に向けた技術体系の確立
大項目(1) 農業・農村の所得増大等に向けて、生産現場が直面する課題を速やかに解決するための研究開発
中項目(1) 農業・農村の所得増大等に向けて、生産現場が直面する課題を速やかに解決するための研究開発
摘要生育環境情報の収集・解析技術の開発では、電磁誘導探査装置(土壌電気伝導度測定器)によるほ場の礫層深度マップを作成した。現地実証ほで実測値に対応した収量モニタリングデータマップや土壌肥沃土マップ等と併せて10mメッシュサイズに編成し、10ha規模のほ場センシング情報マップをGIS上で統合して一元管理できるようにした。これにより、各マップの関係を解析し、より高度な生産管理の処方箋による可変施肥の高度化等が可能となることを示した。このほか、空撮画像などの管理ツール群を開発し、機械学習でUAV画像におけるウイルス感染個体の識別精度を向上させるなど、生産管理における近接リモートセンシング活用につながる成果があった。畑輪作体系の省力化・多収化では、テンサイ群落の気孔開度等の生理機能計測から品種特性を解析して品種間の差異を明らかにし、今後の栽培様式の最適化に資するデータを取得した。また、テンサイの大規模狭畦栽培の実証試験で120ha以上の規模で作業委託が慣行体系より有利となることを示し、農作業の受委託や仲介をする組織設立の条件を整理した。土壌凍結深制御の適用を拡張するための基盤技術として、野良イモ防除と土壌環境改善の両立に最適な凍結深が30cm前後である事を明らかにし、国際誌への掲載やプレスリリースにより発信した。秋まき小麦では圧雪による凍結深制御が野良いも防除に有効なことを示し、気象庁数値予報に基づく積雪深・積雪水量の9日先までの予報モデルを開発し、農研機構メッシュ農業気象データシステムにより提供を開始した。新規作物の適地判断では、メッシュ農業気象データを用いた発育速度式をワイン用ブドウに適用するとともに、薬用作物ウラルカンゾウの根重推定モデルを改良・精緻化した。
協力分担関係ズコーシャ
オーレンス
日本製粉
十勝農業協同組合連合会
(独)医薬基盤研究所
十勝農業改良普及センター
カルビーポテト株式会社
日本甜菜製糖(株)
(株)シティック
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030244474
収録データベース研究課題データベース

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